KBTのブログ

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本田宗一郎ものづくり伝承館

昨日は先週の木曜日(7/25)に続き、再び日帰り遠州の旅。今回は浜松市天竜区二俣の「本田宗一郎ものづくり伝承館」が目当て。

今回は伝承館の閉館時刻が16:30で、夜勤後の9時台発だと18きっぷ普通列車だけではどうしても現地に16時くらいになりほとんど見れない、やむなく小田原駅〜静岡駅を新幹線こだま号利用。ぎりぎり100km以内で特急料金が安く、約1時間の短縮と効果高い。掛川駅13:52の天竜浜名湖鉄道に乗れるかが伝承館を見れるポイント。今回は充分に間に合いました。

天竜浜名湖鉄道天竜二俣駅で下車、伝承館は約1.2kmと徒歩圏ながらこの日は猛暑で無理、磐田駅山東(やまひがし)30分間隔の路線バスを待って。山東本田宗一郎氏生誕の地です。
バスに4分とチョイ乗り(120円と安い!)ようやく本田宗一郎ものづくり伝承館へ。

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端正でやや古風な元・二俣町役場を利用です。

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昭和27年のカブF型がお出迎え。1馬力の小さなエンジン、現在の電動アシストサイクル程度の補助となったでしょうか。

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「技術をもって人間に奉仕する」…いいですなあ。今でもつづくホンダの精神ですね。

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私の大学生の頃に大流行したホンダ・ヤマハ・スズキ250ccバイク3台。ホンダのVT250が4サイクルで最も馬力は低いものの、長く走って疲れずツーリング向けで人気でした。先輩がスズキRG250Γ(ガンマ)に乗っていて、2サイクルでめちゃ速いけど白煙まみれ!たしか1年ちょっと手放したようでした。

2階にも展示場があり、ミニバイクのモンキーが展示や、プロジェクトXを放映。本田宗一郎氏と若手技術者が低公害のCVCCエンジンを開発した経緯の内容で見ていると涙もの。宗一郎氏は使い慣れた空冷エンジンにこだわるが、若手の水冷が絶対いい!の強い主張に負け、水冷エンジンとして完成、氏はこれをきっかけに技術者から引退を決意となったのでした。う〜ん、引き際がカッコいい!

1時間程度見て再びバスで天竜二俣駅へ。大変にレトロでみどころ多い駅、なぜか20系寝台車が保存。(画像略)

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国鉄時代のままの雰囲気。湘南色気動車が来ました。けっこう似合う。

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気動車の車内はブルーのシートに白いカバー、ちょっと見ずらいですが木目調で茶色の床と国鉄165系とキハ20を混ぜたような雰囲気。

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掛川駅到着、もう帰るのが惜しい。またゆっくり来よう。天竜区二俣の街も相当に昭和な雰囲気で時が止まったままみたいです。江戸時代までは姫街道の主要経由地で東海道の迂回路として賑わいを見せたものの、それ以降は(略)。

掛川駅構内の蕎麦・居酒屋店で30分くらいゆっくり夕食、帰路は普通列車のみで帰途。東海道本線普通列車の旅は予定の電車に遅れたり、途中で下りて休憩等しても10〜20分後にすぐ来るので精神的に楽。東北本線とかだと30〜60分に1本。