KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

18きっぷで福島県双葉町

本日は夜勤が早めに終わり、常磐線 荒川沖駅9:03下りに乗れそう!…駅に向かい、18きっぷ片手にこの電車に乗って200km離れた福島県双葉町に日帰りすることにしました。もし乗れないと次は(いわき駅からの電車が少ない関係で)3時間も空いて、現地に16時台着で何もできません。
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E501系トップナンバー編成、平成7年製造、もう26年目ですか。快調な走り。

2回乗り換えて、福島県双葉町の双葉駅13:12着、コミュニティバスで5分の産業交流センターへ。交流センターは、実際は東京電力ホールディングス福島復興本社が大半を占めています。福島第一原発から3kmほど離れた地。目当ては、2020年9月オープンの東日本大震災原子力災害伝承館。交流センターの隣です。伝承館見る前に、まずはレストランで腹ごしらえ。
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浪江焼きそば♪太い麺で大ボリューム。これで並です。

伝承館の外に、かつて双葉町内でどーんと掲げられていた標語。
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原子力 郷土の発展 豊かな未来」1988年に掲示。その当時は本当にこの通りだったのでしょう。考えた小学生を責めることはできません。その他、とても有名な「原子力 明るい未来の エネルギー」や他2つの標語があって掲示でした。今は老朽化して写真で保存されています。

傍らに津波でボコボコに潰れた双葉町の消防車です。津波、恐ろしい!
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さて、伝承館に入館。展示や映像が豊富、改めて大地震原発災害の怖さや後始末の大変さを知りました。撮った写真をアップロード禁止で残念ながらお伝えできず。被災者の大型パネル写真には思わず涙…。語り部による50分の口演もあり、浪江町の元教師の方で分かりやすい話でした。

3時間経て帰りのバスの時刻、実は時間足りなくて全部見切れなかったです。また来たい。家屋解体工事盛んで殺風景な双葉駅前、所々アートが描かれて和む♪双葉町はいまなお定住者0、駅前などには電気ほぼ通ってません。交流センター隣には唯一のホテルができました。
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双葉駅16:51発で帰途へ。復興を祈る!

伝承館公式HP
https://www.fipo.or.jp/lore/