KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

職人不要の職場

JR駅員(朝晩だけのアルバイト)として長年勤めている友達Aがたびたび愚痴ること

「私は乗り換え案内やSuicaのトラブル時の処理、駅周辺の地理案内を完璧に、だれよりも熟練しているのに、なぜか社員にしてくれない。正社員の新入社員がほとんど仕事できないのにどんどん昇進・昇給するので悔しい!!」

Aはラッシュ時の朝晩だけ駅員で、それだけでは食えないので昼は飲食店でパートやってます。大学卒業後に父親の印刷会社に就職〜しかし潰れてこのような働き方を20年近く。できれば大好きな鉄道業界でバリバリ働きたいようですが、もう40代だし無理な話。アメリカなら年齢無関係に正社員になれるでしょうが。

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白河駅。本文とは無関係。

まあ今の時代、あの分野では職人など要らないでしょう。会社としては安く使える若手社員(=数年先の運転士候補)と、駅員に的確に迅速な指示を出せる駅長だけで充分と思っているでしょうね。お客様が電車の乗り方わからなくて困る〜ぎりぎりの人数でやっていて対処する余裕ない、タクシーにでも乗ってだと思います。

昔は駅でポイント操作〜今はCTC、駅にある場合でも異常時をのぞきPRC。

特にJRを批判しているわけでなく、世の中の流れを書いているだけです。だいたいの旅客も安全運転・定時運行を求めているのみで、親切丁寧な案内や高級乗用車並みの快適性など求めてないでしょう。そんなことをやって運賃上がるとイヤですし。まあローカルな観光鉄道なら求められるかも。

友達Aはどうしても職人技を発揮したいなら、別の分野に正社員として転職、休日にボランティアで鉄道案内でもやったらどうでしょうかね。外国人やネット使えないお年寄り向けに。