KBTのブログ

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陸前高田 震災遺構

昨日(3日)は岩手県陸前高田(たかた)市の震災遺構を見て回りました。10時に来て最低5時間くらいはかかるだろう〜16時半までかかり、クルマで来ても計12kmも歩いたりと、見るところの多さを感じました。

まずは、3.11地震で亡くなられた方のご冥福を祈ります。

宮城県気仙沼市から約20分で陸前高田市、東京ドーム27個分もの広さの高田松原津波復興祈念公園へ。(国営です)
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最初に、全壊した陸前高田ユースホステルと奇跡の一本松。これは衝撃です。コンクリートの建物が上からの力で折れてる…。高さ14mもの津波で相当な水の重さが加わってこうなったのでしょうね。理系卒として自然現象の想像を絶する力がよく分かりました。当時、たまたま長期閉館中でここでの犠牲者は無し。長年のユースホステル会員として合掌。無残な姿は解体した方がいいような気がするものの、津波の記憶を永久に伝える震災遺構として残ります。
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奇跡の一本松、ユースホステルが壁となって唯一残りましたが、実は地震から数年後に塩害で枯死に。一度伐採して内部を加工、再び立てたというサイボーグみたいなもの。それ考えたら感動はなくなりますが、ユースを背景に、いい絵にはなりますな。

次に東日本大震災津波伝承館。ここだけで昼食をはさみ見学4時間もハマりました。(一般的な見学所要時間の3倍)
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津波の怖さを伝える実物の展示が豊富。シアターで衝撃的な動画も上映。それだけでなく、生き残った人々の手記やレスキュー及び街の復興の内容もとても豊富。伝承館の目的を充分果たしています。どうすれば大津波から生き残れるか、も詳しく展示・解説です。
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途中に隣接の道の駅の食堂でランチ。伝承館は入館無料で、途中休憩がいくらでも。陸前高田なら魚系……野菜が全く採れず、生姜焼き定食にしました。ボリュームある!このあと、珍しくソフトクリームも。
(以下つづく)