KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

いわき市アンモナイトセンターへ

今日は日帰りで福島県いわき市へ。昨日にイエローハットにて3時間かけてETC車載器を取り付けてもらい、本日にマイカーではETC初使用で常磐道をGO!

牛久市の自宅を7:40ころに出て170kmも離れたいわき市アンモナイトセンターに早々と9:25に到着。(ちなみに約25キロ先が東電原発のある双葉町)速い!何キロでリミッターが作動するか初めて分かりました…。ここは白亜紀末期のアンモナイト等の化石が大量に含まれた地層が露出しており、それをまるごと囲って屋根をつけて博物館とした珍しい施設。また、囲まないそのままのゾーンもあり、そこは体験発掘が可能。(土日のみ)私も体験発掘目当てで来ました♪

まずは館内見学。いたるところにアンモナイト化石などが埋まり、すごい!首長竜の一部の化石なども見えます。約8900万年前、海の生物が大繁栄していた様子が分かりました。その後に隆起して標高520mのこの地に化石として当時の様子を伝えてくれる貴重な場所!

10時から体験者向けレクチャー、その後いよいよ体験発掘!
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ヘルメット・ハンマー・タガネが貸与され、持参の軍手や袋などで発掘スタイルに。私もこんな格好で一生懸命掘ってゆきました。岩の表面に白い物が無数に見え、それが貝の化石(破片)であることは容易に理解できます。まあ一日考古学者?
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約1時間で体験終了。
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結果は二枚貝の化石のカケラみでした。しかし、よくみるときれいな模様をしています。白亜紀末期の海の生き物と対話♪

中には(何回も来ているような人かもですが)サメの歯やアンモナイトのカケラを発掘した人も。それはすごい!なお、貴重な化石の場合は「没収」ー博物館帰属、学術的研究対象となります。
この地はかの有名なフタバサウルス(フタバスズキリュウ)の発掘地でもあり、毎週末に発掘されても充分化石が埋まっているし、いずれ素人によって貴重な化石も発見されるかもね。

また、黒いねばねばした物もたくさん埋まっており、 それは石炭です。そういう事も分かりました。
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世界中の海に大繁栄したアンモナイトはなぜ絶滅したんでしょうか?恐竜と同じく、隕石衝突による気温低下という定説がありますけど、私はこんな動きの極度に鈍いスタイルが生存競争にあまりに不利!にも思いますが。気温低下ーエサの極端な減少ー生存競争に敗れた?イカやタコの仲間なんですが、現在のそれらは殻を持たずスイスイ泳ぐことで繁栄してます。

恐竜もアンモナイトも大量の化石を残して絶滅、ヒトも何億年後にはこうなるかも!?温暖化とは関係なく、わずか5万年後には地球は生物には相当過酷な環境になるという予想も…。

なお、映画「ジュラシックワールド」が8月7日公開、とても良いタイミングですね。

さて、こんどは国道6号を約1時間ドライブしていわき市湯本の「ほるる」いわき市石炭・化石館。そういえば行きたい食堂が皆無で飯にありつけず。
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長~い首のマメンチサウルス(中国、ジュラ紀)。なんと全長22m!究極の進化!?キリンと同様に高い木の葉を食べていたらしい。しかしバランス悪そうな感じ。
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恐ろしいティラノサウルスの頭部!なぜか子供にはかなり人気で、一眼カメラを首にかけてた私は子育てママからケイタイを渡されてシャッター係になる始末でした。

いわき市一帯は石炭産業が栄えたこともあり、石炭採掘の様子も大変詳細に展示。機械が動いて轟音を立てリアル感あります。
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こちらは明治ー昭和初期までの採掘スタイル。
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おお、女性も上半身裸!オッ●イまる見えです。

そんなこんなで、あとはのんびりオール下道で帰途へ。帰り際に日立シビックセンターに寄り、プラネタリウムを見てゆきました。「はやぶさ2」プロジェクトの番組、こんどは「はやぶさ」に比べ遥かに多機能で楽しみです!他の国では同種の宇宙探査プロジェクトはまだなく、日本人としてこれは誇りです。