昨日(3日)の日帰りで糸魚川市の旅について書き込みます。
18きっぷでも富山県への旅よりは難易度低い新潟県糸魚川市への旅、現地滞在を4~5時間だけにすれば日帰りもなんとか可能で実行しました。MMM開幕前の最後の旅チャンスということもありましたし。
牛久駅5:34発の上り始発に乗車、上野回りで高崎駅、ここから上越新幹線で越後湯沢駅までショートカット(3500円別払い)、ほくほく線超快速さらにえちごトキめき鉄道で糸魚川駅11:32着。一番の目当てのフォッサマグナミュージアムへの100円バスは2分前の11:30発で約1時間待たないといけませんが、素晴らしい鉄道模型施設「ジオパル」があるので問題なしです。
いつも見るだけでしたが、今回は30分間500円を払い運転♪HOのキハ52、エンジン音が唸る珍しい模型。速度が上がると音も変化するというリアルさ。
動かないキハ52と駅で交換するという設定で停車し撮影。また運転。他にトワイライト編成も運転しました。うーん楽しい。
係員に色々話しかけられ、ディレクション(方向)を変えられる秘密兵器までこっそり貸してくれたり。あまり模型に詳しくない市の職員の方なのでせうか。意外に故障が多く苦労とか。あんまりいるとレール磨きでもやって!と言われそうな感じだったのできっかり30分で退散。
ジオパルには観光案内所もあり、フォッサマグナパークまでの行き方を尋ねて案内図やバス時刻表をゲット。大糸線の根知駅から行けばよさそうに見えますが、案内所の女性曰く「駅からかなり遠い~バスがいいです。」との事。
さて、1時間があっという間で100円バスで9分、フォッサマグナミュージアムへ。
フォッサマグナ形成の過程を詳しく解説するのがコンセプトらしいですが、私は化石類に釘付け!高校の教科書で見たことある魚の大群の化石、ここにあったのね。とてもいいっすね。(北アメリカ産)状態の良い巨大なアンモナイト化石にもびっくり!
ショップでジオ丸とぬーなの缶バッチ購入♪かわいいので旅が終わるまでつけていました。ぬーなはこの地伝説の「奴奈姫」から。
なおフォッサマグナとは日本列島を地質的に東日本・西日本に区切る大きな溝のことで、糸魚川ー静岡構造線と柏崎ー千葉構造線で区切られています。もともと大陸から分離するときに出来た溝で当初は海でしたが、長い年月をかけて埋め立てられ陸地に。
さて、こんどは糸魚川ー静岡構造線の実物を見にフォッサマグナパークへ。市内循環100円バスを上刈という所で下車、約20分待って根知方面のバスへ。(糸魚川駅では乗り換え3分しかないため)根知新道バス停で下車。暑いなか25分くらい歩いてパークへ。
バス停から10分でこれが見えましたが、川を渡った対岸でさらに15分!川の水量がとても少なく徒歩で渡るかな?無人っぽい場所ですが、なんとなくどこかに地元の人がいそうで怒られそうでやめました。数百メートル先の橋を利用。
まさに東日本と西日本の境!(詳しくは東北日本と西南日本)岩石が違うのもよく分かります。ここは糸魚川ー静岡構造線を人工的に露出させた場所で、ジオパーク発祥の地でもあります。(ここはジオパークだ!と自己主張して委員会に認められればそうなるんですが。糸魚川は恵まれていますし、日本初・世界初を名乗って文句なしでしょう)
セルフショット♪ヘルメットでも持ってくればよかったか。エセ地質学者?
それにしても学生の頃は地理を勉強しても就職先があまりなくメシ食えない学問となってましたが、世界あちこちにジオパークができて人気になっており、今さらながら勉強しておいて少しは良かったか。もうこの歳ではそういう関係に就職は無理ですが。
さて、あとは帰るだけ。徒歩10分で根知駅に行ける近道があることが分かり、それであっという間に根知駅へ。バス停の根知新道と根知駅はわずか100メートルで観光案内所の方が「鉄道ではパークまで遠いですよ」は??もっとも大糸線の列車本数が少なく、今回は本数が少し多いバスに分がありました。
キハ52を撮りまくった大糸線、こんどはジオパーク訪問に利用。何かと縁がありそう。
根知駅15:31ーこんどは別払いなく延々と普通乗り継ぎー牛久駅0:33と長~い道中。昼飯を摂るチャンスがなく、20時近くの小淵沢駅でやっと立ち食いうどんでした。食欲が少なくそれほど空腹にはなりませんでしたが。鉄道の旅はいつも食に苦労します。