今日は青春18キップを利用して念願の高崎映画祭へ!例によって夜勤明けでの映画祭ゆきなので午後から、そして2作品約4時間見るパワーもなく夜の洋画1作品のみ。
まずは高崎市への移動ですが、そういえば八高線でも高崎に行けると気づいて牛久駅ー常磐・武蔵野線・埼京線・川越線で高麗川駅へ。これたけでも2時間半を要し小旅行。かなり久しぶりの埼京線と川越線はなかなか新鮮でした。埼京線はいつの間にか新型車に替わっていたのね。(205系を想像していました。)
高麗川駅にていきなり目撃!キハ38形風のカラーのキハ111・112。八高線80周年記念に向けてのようですが、なかなか好感。
さて、通常カラーのキハ110の2連で高崎ゆきが発車。八高線も20年ぶりくらい、ローカルムードがいいですねぇ。
越生駅で東武越生線のオレンジカラーの8000系電車を見かけました!この暑苦しい塗装、70年代ムード…。
あとは珍しく車内で寝てしまい、気づいたら倉賀野駅。次が高崎駅。なかなか快適なキハ110でした。
高崎駅17:11着で映画は19:00から、だいぶ余裕あるためまずは温泉へ。いつもの桜の湯。今回はタクシーでも上信電鉄(南高崎駅下車)でもなく高崎駅から歩いて行きましたが、ずいぶん近く約10分ほどでした。とはいっても真夏にはたぶん無理。入浴と休憩で約1時間ゆっくりしました。
桜の湯から徒歩15分くらいで今日の映画祭会場、NPO運営の小さな映画館シネマテークたかさき。
いかにも映画オタクという感じの人々が集まっています。男女とも非常に地味なファッション。定員わずか58人なので30分前に着き、整理券をもらっておきましたが…開始15分前入場が求められ、食事するにはあまりにも短い時間で、結局はまた映画館へ。
日本ではなかなか見られないフィンランド映画「旅人は夢を奏でる」を鑑賞。3歳で別れた父(好きな音楽をするために妻や子を捨てた)が主人公がおとなになって家庭も持ったある日いきなり訪ねてくる、最初は父と子の大変な葛藤、なぜか翌日から二人でオンボロのオープンカーで自由な旅に出る、少しずつ理解しあってゆく…といったロードムービー。いやあ、大変に楽しい映画!(ギャグで面白いという意味ではない)展開も意外で読めなくて、外国の映画らしいものでした。これは見て良かった!
フィンランドは大昔にアジア系の人がここに来たことが由来だし、先の大戦では枢軸国として戦い(ソ連に対抗)敗戦国として戦後を迎えたことがあって日本人の感性になんとなく合うのかも。
また来週も映画祭に行くかも。シネマテークは高崎駅から徒歩7分くらいで近くて便利。
※大戦中のフィンランドに興味ある方は「ラップランド紛争」などを検索!なかなか涙もの、しかしたくましい戦史です。