KBTのブログ

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長岡市内歴史紀行

片貝花火大会の翌日の10日は長岡市内をじっくり歴史紀行しました。

長岡ターミナルホテルをゆっくり10時近くにチェックアウトして、まずは徒歩3分の長岡市戦災資料館へ。1945年8月1日の長岡大空襲について詳細に展示。焼夷弾が大半で、見学者全員に実物を持たせてくれたり。ナパーム油(たぶん同じ重さの水)が入っていてかなり重い!20分に及ぶビデオ上映もあり、飽きなく見ることができました。平和がいかに大事か改めて分かりました。撮影はできましたが、ネット投稿は不可なのであしからず。
なお、山本五十六連合艦隊司令長官長岡市出身だから激しい空襲を受けた…とよく言われるのは誤解で、新潟市が原爆投下候補地だったので外され、第2の都市の長岡市に決まったそうです。そして、無差別じゅうたん爆撃で名をはせたカーチス・ルメイ指揮の最後の大空襲となりました。(この後は現場を離れて栄転)

次に山本五十六記念館。長野在住の時に長岡は比較的近くて2回来てますが、また数年ぶりに訪問。何回来てもいいです、ここは。さらに山本公園へ。

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今回は初めて山本家の邸宅に入ってみました。実物は戦災で全焼しているので、そっくりに復元されたものです。意外とこじんまりした素朴な家屋。

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「常在戦場」いい言葉ですなあ。これは長岡藩のもので山本元帥オリジナルのものではありませんが…。戦にそなえて日頃は倹約や貯金をせよ等の意味。私もそうしているつもりです。戦はないでしょうが。
そして、少年から青年時代に猛勉強をした玄関真上の2畳の小さな勉強部屋!私でも頭がつかえる寸前の、高さ170センチしかない天井!感受性高き頃に何を想っていたのでしょう。世界について!?そして、部下を思うあの人柄が生まれたかな?

3か所をじっくり訪問でもう12時!12時31分の電車に乗るべく駅方面へ。途中に「きおくみらい」に立ち寄りました。長岡戦災資料館の別館と誤解しており、実は中越地震の資料館でした。10分だけ見て、あとは長岡駅へ…と思ったら、駅の少し手前に、なんじゃこりゃー!と度肝を抜く建物!

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アオーレ長岡という長岡市役所。アオ!(ワオ!)市議会見学大歓迎との事。長岡花火の記録を無料上映するシアターもあり。あいにく時間が許さず外観のみ。しかし、あか抜けてますなあ。

これにて帰途へ。長岡駅12:31で途中に越後湯沢温泉に寄り1時間半位かなりゆったり、あとは普通のりつぎ、牛久駅20:19着。

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高崎駅で見かけたサハ115組み込みの115系4連。なかなか貴重ですなあ。

急な異動で仕事が多忙になり、もしかしたら、今年ラストの泊まりがけ旅だったかも。