KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

内房総アートフェス 鑑賞2日目

 さる5日の内房総アートフェス 鑑賞2日目の日記です。

 千葉県市原市小湊鐵道 上総(かずさ)山田駅からバイクに乗ってスタート。10時から展示会場がオープンで列車で駅に9:25ころに着いて少々早いかな?と思いましたが、本日最初に巡る内田未来楽校まで約30分かかり、ちょうど良い出発時刻でした。

イ・ビョンチャン「クリーチャー,2024」。エコが叫ばれるこの時代にあえてビニールやプラスチック素材で作ったアート。空気で収縮しムカデか何かみたいな巨大な生き物「クリーチャー」。悪の生き物を表現のようです。

 受付のボランティアの方と話がはずみ、自分の所属団体で8月に茨城で開催の芸術祭を見に来て!とPR。併設の芸術祭期間だけオープンのカフェでもスタッフと話が盛り上りました。

 次の会場の旧・平三小学校に移動。

アブドゥルラーマン・アブダラ「最後の三人」。オーストラリア人による作品。閉校時の最後は全校児童たった3人になり、一つの章が終わったことを表現。また、新たな章が始まったことも表現だそう。

 人口28万人の市原市、重工業が盛んでゴルフ場の数が日本一といえど、山間部は信じられないくらいの過疎の進行に驚き、またとても良い作品だと思います。ほとんどの鑑賞者がたった1分程度眺めて立ち去るのはもったいない。茨城県北芸術祭2016では最後に全校児童10人になった旧・小学校が会場の一つで、そこでのアートを思いだしました。

三人による熱いメッセージ。

秋廣誠「時間鉄道」。会期(3/23〜5/26)の約70日で上から下まで車輪が転がる仕組みで、3時間で4mm程度の転がり、非常に精密なアートです。レール幅がずいぶん広く見え、小湊鐵道の1067mmではなく、たぶん1435mm。京成電鉄などから譲渡の車輪らしい。それも、電車はもっと大きな車輪で保線用車など。

作品ではありませんが、手洗い場や焼却炉が残っていて、手洗い場はまだ使えるけど本来の(児童のための)役目は終えていますが萌え〜。焼却炉も、なんかいいね!(ごみか何か燃やしたい)

一息入れて小湊鐵道の観光急行を撮影。タラコが晴天に映える♪

なんだか夏の雰囲気。キハ201は1961年製、60年以上も現役。

 

次は旧・里見小学校へ。

豊福亮「里見プラントミュージアム」。スケール大きな作品。市原市の工場風景をアートとして表現。あちこち眺め、見ごたえたっぷり。大人気です。ヘルメット貸出あり、希望者はかぶって鑑賞。工場労働者になりきりできます。

ほか数作品を鑑賞しました。以下つづく。(敬称略)