KBTのブログ

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内房総アートフェス 鑑賞2日目(2)

さる5日のアートフェス鑑賞の後半を紹介します。

廃校になった小学校に残された物をアートの素材に利用が多い〜地方の特に山間部や過疎地での芸術祭に多いですが、なかなか良いと思います。そのままでも郷愁があり(専門家ではなく一般の鑑賞者から)高評価を得られそうで、都市型芸術祭の作家から見たら、ちょっと反則なのかもですが。

バイクで移動し、今回の芸術祭で最も交通不便で山奥にある月出公舎へ。前日も行きましたが閉場時刻ギリギリで半分も見れずで。

田中奈緒子「彼方の家」。古民家になんだか瓦礫!?抽象的で訴えていることが分かりにくい。解説書を見ると、都市も山間も栄えた過去から一方だけになった現代をイメージなど。なんとなく良い作品だと思います。

推しのアーティストの毛利悠子「I can't hear you」。原っぱに2つの屋外スピーカーを設置、一瞬だけ時間ずらして同じエコー効いた音声が絶えず流れ、ある一点でエコーが消える(ここね!とだいたい分かった)。世界のいくつかの国で戦争が起きるなど混沌とした時代をイメージのアートです。実は前日も鑑賞でした。

 

 このほかに色々作品を鑑賞、約80作品のうち2日で約40作品を見ました。木更津市久留里線沿線にあるクルックフィールズという所の草間彌生作品もとっても見たい!15時を回り、移動に1時間近くかかりそうで今回はあきらめ。5/26まで会期あり、また鑑賞に来ます!

 最後に併設のアートカフェで500円のコーヒー飲み、さらに「毛利悠子Tシャツ」購入!宿泊を自宅にしたりでカネ浮いて、比較的高価なアーティストTシャツ買う気になりました。

なかなか良いデザイン。仕事以外に2つ所属しているアート・音楽系団体のうちの音楽系団体のミーティングの時に着て行ったらウケそう。目指していることが似ているので。

早めに15:30で帰路につきました。原付二種のバイクはオルタネーター&バッテリー容量の関係でヘッドライトが暗めで早く家に着きたい。国道16号がひどい渋滞で約90kmの道のりを3時間50分もかかり、結局は日没後に帰着でした。(私はバイクですり抜け一切やらず)

 まあ、2日で約280km走って燃料費800円ぐらい、格安の原付二種でのアート巡り。今回は鑑賞が中心で走りはあまり楽しめず、いずれ本格ツーリングやりたい。(敬称略)