KBTのブログ

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つくば市に大変なお宝!

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 昨日、某ホームページを見てつくば市中心部のさくら交通公園にバスとSLが保存中ということをしりました。いつも仕事などで通る場所ですがやや奥まった路地にあるし、交通公園なんて子供・ファミリー向けの施設だから行く用事などもありませんでした。今日のお昼休みにブツを眺めに行きました。

 まずは入口近くにある日野自動車製のバスが目に入りました。1969年製で国鉄ドリーム号として走った車両です。高速バスの始祖というべき存在で、残っている実物は全国でこれ以外におそらく2~3両…博物館入りしてもおかしくない貴重なバス。状態がきわめて良く、窓ガラスもピカピカでびっくり。どうやら公園を管理されている高齢男性の方々がしばしば磨いているようです。ピカピカに輝くJNRやつばめマークが素晴らしいです。今の高速バス・観光バスでは絶滅した側面の「斜めの窓」が懐かしく時代を感じさせます。

 続いて奥に鎮座しているのがSLのD51 70号機。これまた、ちょっとレアなデゴイチ!煙突の直後にドーム(蒸気ドームではなく給水温め機などのカバー)があるのが極めて特徴的でナメクジと俗称されたデゴイチです。運転席の計器類やパイプ等がほぼ全て残っていてきれいに磨かれているのはすごい!SLの保存機は全国的にありますがここまで良い状態のものは稀ですな。なお、機関士席の座席の生地がご覧のようにお茶目!クルマのシートカバーでも取り付けたみたいです。機関助士席側は状態の良いオリジナルの青色ですが約70年前のものがきれいな状態であるわけなく、どこかの鉄道車両にあったものを取り付けたようです。

 ご覧のように複線のようになっていて1線空いています。これはSLの他に筑波鉄道のレトロな気動車が保存されていたからです。現在はさいたま市鉄道博物館で目玉の展示車両となっています。

 ほかにプチ東京駅舎(?)らしきレンガ風の建物の管理棟&トイレもあり、大人もじゅうぶん楽しめる交通公園。つくば駅から東に徒歩7~8分なので電車の待ち時間などに立ち寄るのもいいでしょう。
 (開園:9~17時)
 なお、さくら交通公園の「さくら」はかつての桜村から由来しています。筑波大学開学時や筑波万博開催中もまだ桜村でした。4町村が合併してつくば市になったのは最近の1987年です。(現在はさらに2町を合併。)