KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

富士重工(スバル)、軽自動車生産から撤退へ

イメージ 1

イメージ 2

 先日、会社にあったカー雑誌を読んでみたら、「スバル 軽自動車の生産を2012年2月で終了へ」という記事を見てけっこう衝撃を受けました。すでに4月でスバル最後の軽乗用車「ステラ」が生産を終了し、商用車(トラック・ワゴン)の「サンバー」の生産を2012年2月で終了とのこと。1958年に登場したあまりにも有名な「スバル360」から始まって数々のユニーク・高性能な軽自動車を生み出してきたスバルが軽自動車界から撤退とは、経営合理化のためと公式発表されていますがかなり惜しい気がします。ワタシはスバルの軽を所有したことはありませんが、20代の頃に会社のクルマでスバルの軽乗用車をしばしば運転していました。名前なんだったか忘れてしまいましたが。この時代、他社の軽はすべて3気筒だったのにスバルだけ4気筒で振動と騒音がかなり少なくいいクルマだなあと思いました。
 ほかに「スバル360」ではポルシェと同様なエンジンが後ろにあるRR方式を採用していましたし、昭和末期からすべての車種で高級な四輪独立懸架を採用するなど他社ではなかった独特さがありました。まあ、マニアックでこだわりなクルマ作りが現在の軽のニーズに合わなくなったともいえますけど。今は買い物やセカンドカーとしてとりあえず走ればいい!というのが軽に対する大半のニーズでしょう。

 あと、スバルの軽商用車は「赤帽」で全国を走りまわっていて有名ですね。すべてスバル・サンバーです。軽トラック唯一のスーパーチャージャー装備で高速道路走行や長距離走行に適しているとか。今後は他社の軽トラしか選択肢がなくなるでしょうが、どうなるんでしょう?ほかに郵便車や介護タクシー車などいろいろ見かけますが…。

 画像は2007年7月にスバル・ステラのレンタカーを借りて新潟県内に気動車を撮影に行った時のものです。ステラ(星空)のごとく運転席パネルが美しいイルミネーションで高速道路走行も安定していて良かったです。じつは翌日に中越地震で、数時間帰ってくるのが遅かったら被災していたというきわどい撮影行でした。

 あと、下の画像は2009年秋の東京モーターショーで見かけたホンダの軽乗用車のコンセプトカーです。昔の「ホンダ N360」になんとなく似た外観でちょっと気に入りましたが、2012年春にほぼ同様の外観でリッター30辧福)のスーパー低燃費車として発売予定とか。それはすごいですなあ。マツダで同じくリッター30kmの普通乗用車(ハイブリッドではなく、ガソリンエンジンのみ搭載)が発売開始されたばかり
で、燃費競争時代のようですね。非ハイブリッドのスーパー低燃費車は、効率的なエンジンに加え、できる限りの軽量化やボディ・室内のコンパクト化などによりリッター30kmの世界を実現とかで、ゆったり乗れる大柄なハイブリッド車とどちらがいいか価格面を含めて大競争になることでしょう。ワタシはこのホンダのスーパー低燃費車、かなり欲しいです。デザインも好みだし。