KBTのブログ

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真夏の風景―愛媛県松山市

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 関東以北ではあまり夏らしくない感じとなっているこの頃、夜に寝やすいし節電にもなって悪くはないような気がしますが、いずれ真夏に戻ることでしょう。そんな中、2007年8月の真夏の想い出の一コマを。愛媛県松山市内を走る路面電車伊予鉄道(株)のSL風観光列車「坊ちゃん列車」の折り返し風景です。夏目漱石「坊ちゃん」で「マッチ箱のような列車だ」と書かれた明治時代の路面電車(列車かな?)を再現したもの。SLはさすがに蒸気機関でなくディーゼルエンジンが積まれています。蒸気の汽笛は上げますが。この列車、折り返す際はいちいちSLと客車を切り離し、2本の線路を利用して互いの位置を入れ替えしなければならないのはもちろん、SLは180度回転しないとなりません。中心をジャッキで持ち上げてくるりと回転できるものの、なんと数トンの車体を人力でくるりとやっています。さらに下の画像のように2両の客車を人力で押してSLに連結も。若い乗務員さんとはいえかなりの重労働!暑い中ご苦労さん!と思わず言いたくなります。
 じつはこの一連の作業、たったの3~4分で完了。一般の路面電車が頻繁に発着し影響を最少限に押さえるため。汗だくの重労働ながらすごい早業です。興味ある方はぜひ松山へ!またはYOU TUBEで探してみて下さい。