KBTのブログ

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1日で映画「岳」と「はやぶさ」の2本を鑑賞

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 昨日はヒマな夜勤明けの日、見たかった映画をまとめて鑑賞しにMOVIXつくばに行きました。まずはファストショー(毎日、朝1回目は1200円)で1本目「岳」を鑑賞。CGや映画村での撮影がほぼ皆無で、実際に3000メートル級の北アルプスの山に登って撮影したというスケール感の大きさになかなか感動。そして、これまでには映画ではあまりなかった山岳救助隊をテーマにした人間ドラマというのも新鮮で楽しめました。主人公の島崎三歩演じる小栗旬さんが本当に穂高岳奥穂高岳を常に歩きまわっている北アルプスのヌシという感じもナイス。ただ、島崎三歩と椎名久美(長澤まさみ演)があれだけ仲良くなりながら最後まで友達だけで終わってしまうストーリーはちょっと意外でした。そういう意味では、映画にしては新鮮なストーリではありますが…。

 つくば市内で昼食などして3時間ほど過ごし、またMOVIXに戻ってきて16時すぎの「はやぶさ」を鑑賞。これは45分の短編の科学映画でワンコイン500円と格安。7年かけて地球と小惑星イトカワを往復した探査衛星はやぶさの物語。ほとんどすべてCGで登場人物一切なし・ナレーションのみというのはいかにも科学映画らしい。(最初はなんだコレ?と仰天しましたが、てっきり「はやぶさ」を遠隔操作するJAXA職員の主人公くらい出てくるかと思っていましたので)全体的にストーリーにあまりメリハリがなく、正直いってとても面白い映画とはいえませんが、のほほんと宇宙探査のロマンを感じられる癒し系の映画とすれば満足いくものでしょう。
 幾度もの困難を乗り越えて、傷だらけになりながら地球上空に帰還するラストシーンは、人や生物ではなく探査衛星(=自律的ロボット)といっても涙を流す人もいるんじゃないかと思えるほど感動もの。カプセルを放出後に自らは大気圏突入の摩擦熱で美しく燃え尽きるのは日本的な感じもしました。

 画像は「はやぶさ」大気圏突入の際を撮影したJAXA発売のクリアファイルです。(映画館ではなく、昨年の一般公開時に購入)実際にこんなに明るくなったんですねえ。なお、バックの星空は合成でしょう。