KBTのブログ

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筑波大学バイオeカフェ

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 時間が過ぎるのが早く、もう3日も前になってしまいますが、さる16日火曜日の夜に筑波大学サイエンスカフェ(学外の一般人も参加自由な、比較的やさしい科学のおはなし)「バイオeカフェ」に行ってきました。8月・2月または3月以外は毎月開催なものの、しばらく行ってなくて、6月以来です。今回のテーマは「生物とは何か?」ということで、ワタシも常日頃からこれについて考えており、こういう話や議論は大好き!大阪大学の実験科学の先生が講師で、主に人工細胞(=生命もどき)の実験過程や得られた成果などのおはなしになりましたが、こういうのが生物(生命)といっていいのか?、生物学における生物(生命)とは…?とみんなで論議。今回は文系・芸術系の学生の参加者もかなり多かったので生物学というより哲学的なレベルの意見もかなり出てきて、理系学生との考えの違いも分かって面白かったです。
 
 高校の生物の教科書では生命の条件にー己増殖をする代謝を行うエネルギーとしてATP(アデノシン3リン酸)を用いる…の3条件が書かれています。今回も基本はその線でしたが、人工細胞の増殖の仕方は化学反応的ではないか、人間でも増殖能力のない老人はどうなのか?などの意見も。最後は時間切れ的で終わってしまいましたが、また自分でも突っ込んで考えてみたいテーマです。
 次回のバイオeカフェは12月14日(火)開催で、なんと「クローン牛を食べる!」というテーマだそうです。学食のコーナーを借りてクローン牛の焼肉?をやるらしい。もちろん一般の参加大歓迎だそうなので興味ある方はどうぞ。

 画像は自宅付近の田んぼにて。不思議なことに、この時期に再び黄金色に。9月以来の風景。これは刈り取られた後、今年は高温が続いたために再び成長して葉が伸び、中身なしの稲穂をつけたものです。鳥がたまに来てついばんだりしますが、もちろん中身は空っぽ。米の1粒も実っていません。昨年(もその前の年も)はこんな風景はなかったので(ほぼ切り株が残るのみ)、今年の天候が異様だったことが分かります。ワタシはてっきり裏作の小麦を植えたのか?と早とちりしてましたが、そうではなかったです。