KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

第83回バイオeカフェ

予告通り、今日はまた筑波大学に行ってサイエンスカフェ「バイオeカフェに」参加してきました。

(独)農業生物資源研究所の田部井 豊 博士による遺伝子組み換えについての話。通常知られている(細胞の)核に導入する遺伝子組み換えではなく、初耳の植物の葉緑体に組み換えをするという最新技術のお話!野性の同種の植物に花粉が飛んでも受粉はしないなど色々メリットがあるそうです。

イメージ 1

一般的なレベルで、遺伝子組み換えについてどう思うか?など参加者同士のディスカッションもあり、けっこう盛り上がり楽しく過ごせました。参加者の大半は生物学に詳しいので肯定派が圧倒的!ただ、詳しくない人に説明して安全ですよ!と言っても、それでも食品としては食べたくないというパターンもあり得るという予想も。「これは食べられる栄養豊富な虫です」「いや、虫は気持ち悪い、食べない!」と同じレベルになりそうとの事。…なるほど。

ちなみに市場に出回っている遺伝子組み換え商品は、輸入食品のほか洗剤の汚れをよく落とす酵素(大半!)や青いバラカーネーションなどの花卉、意外とかなり身近でたくさんあります。まあ、子供のアレルギーの一因にもなっていますがね。将来は食べると花粉症がなくなるお米も出来るだろうとか。

カフェの前に学食。チキンカツ定食470円。なかなかカリっと揚がっています。遺伝子組み換えのコーンやダイズ由来の油がたぶん使われているでしょう。

イメージ 2