KBTのブログ

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特急あいづ号

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 昨日の磐越西線臨時特急「あいづ」です。夏休み中などに喜多方~会津若松~上野間を臨時特急として直通運転しています。ふだんは快速として走り、会津若松~郡山間の運転で郡山から東京方面(逆も)は東北新幹線乗り継ぎの形態ですが、こういう臨時運転が継続されているということは、時間がかかる在来線(東北本線)経由でも家族連れなどに直通運転はなかなか好評なのでしょう。
 夕陽の斜光線に赤い車体が映えていますね。スケジュールの都合で駅での撮影ですが、なかなかいいなと思います。(川桁駅にて)

 余談ですが、この日の帰りのコースは川桁駅からいったん下りに乗車して隣の猪苗代まで行き、そこから上り快速電車で郡山へ…でした。上り快速がこの駅に停車しないため考えたコースです。まあそれはいいとしてちょっと間抜けなことをして危うく下り電車に乗り遅れるところでした!(駅構内にいたのに!!)それはこの川桁駅は単線区間の交換可能駅(無人駅・ポイントは自動遠隔操作)で、てっきり単純に上り電車は上り線・下り線は下り線を通るだろうと考えていたため。そのため階段を上がって構内橋を渡り下り線ホームで待っていました。画像の「あいづ」が通過中の線路は上り線です。写真を撮ったのは下り線ホームから。ところが、出発信号機をよーく見ると、なんと上り線側に青信号!(元鉄道マンなので電車到着前に出発信号機を確認!)あわてて階段を上がって上り線ホームへ。数十秒後、やはり下り電車は上り線に入ってきました。磐越西線もいつの間にか「一線スルー」に。上下電車にかかわらず減速をしなくて進入しやすい線を使うという専門用語です。目的はポイント分岐側通過で減速をしないことによるスピードアップのためですが。(電車同士が交換する際は下りは下り線・上りは上り線に入る…通過電車などの場合で例外も多いです。)最近は鉄道技術の進歩でこういうパターンが増えていますが要注意ですね。もちろん一般の乗客は出発信号機の確認は不要、待合室にどっちに入るか掲示されています。私は見ていませんでした…。
 
(注)もっと専門的で難しい話になりますが、このように構内を改良した場合、下り線・上り線とは呼ばなくて直線的で進入しやすい側を「上下主本線」・もう一方を「上下副本線」または「待避線」と呼びます。