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貨車の駅舎…しなの鉄道 平原駅

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 長野県小諸市にある、しなの鉄道平原(ひらはら)駅です。なんと、駅舎が貨車!もちろん無人駅。貨車なのに窓がけっこう多いですが、これはもともと車掌車だったためのものです。調べてみると国鉄末期に老朽化した旧駅舎を取り壊して「貨車駅」としたそうです。駅名板は旧駅舎にあったものを残しているそう。まあ、これは旅情がありませんが、プレハブよりはマシでしょうか…。
 財政状況がかなり悪化した国鉄末期にこのような「貨車駅」は地方にたくさん出現しましたが、その後のJR化後に大半が地域の交流施設を兼ねて市町村によりちゃんとした駅舎が新築されています。こういうのはある意味とても珍しいです。
 ドライブの途中でしたが駅構内に桜が満開できれいなので訪問してみました。トイレも自動販売機も無しでした。複線の立派なレールとちょっとアンバランス。(4月30日撮影)