KBTのブログ

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真っ暗な車内から見る外の風景

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 9月28日夜の「フレッシュひたち」車内から撮影した外の風景です。(あまり上手には撮れてませんが)常磐線取手~藤代間を通過する際、藤代駅のちょっと手前に直流・交流の切り替え区間があり(専門用語でデッドセクション)電車・電気機関車は電気を取れないので滑走するのみとなります。一昔前までは車内の室内灯も非常灯を残して消灯し、ほぼ真っ暗となりました。現在ではバッテリー容量の拡大などにより一部の電車をのぞいて室内灯は正常についたままになりました。
 今回は「一部の電車」である651系特急用電車に乗車したので室内灯消灯。スーパーひたち・一部のフレッシュひたちの運用に入っています。個人的には真っ暗なこの時間、夜景がよく見えてとても好きです。夜にドライブする時の感じの電車版とでもいいましょうか。デッドセクションはけっこう長く400メートル位あり、時速60キロでは通過に24秒かかります。この区間を走る普通列車は全て最新型になり、このような「儀式」はなく、格上であるはずの特急の一部がこうなるのがちょっとユニーク。
 なお、常磐線の藤代から北が交流20000Vになっているのは茨城県内に地磁気観測所があるためで、直流では電磁波の影響が甚大なためだそうです。同様につくばエクスプレスも守谷・つくば間を大金をかけて交流にしてあります。地磁気観測所は日本だけでなく地球規模で大事な施設なのでやむを得ませんか・・・。なんで茨城に設置したのかという疑問はありますが。