KBTのブログ

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黄色い西武電車

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 昨日の所沢航空発祥記念館の見学で利用した西武池袋線の2000系電車。鋼製車体にちょっと野暮ったい黄色い塗装と、ふだんJRを利用している者の感覚からすれば昭和50~60年代を彷彿させます。(沿線の方申し訳ない!)JRでは今やステンレス製が当たり前、群馬県や栃木県などの郊外に行かないとこのような電車は見ることができませんから。走り出しても直流直巻モーターが奏でるサウンドがちょっとレトロな感じです。池袋から所沢まで追い越したりすれ違う電車をずっと観察していましたが、この2000系が圧倒的でした。地下鉄乗り入れのステンレス車が少し浮いているくらいでした。これでも、車内灯が時代に合わせて一部の車両でLEDになっていたりはします。

 ある意味、ちょっとうらやましい西武線です。運賃がとっても安いから新型車がなかなか製造できないのか、はたまた利用者がとても多いから合理化がそれほど必要なく、保守費がかかる鋼製・全面塗装・直流モーターの電車をまだたくさん使っていられるか、どちらなんだか…?

 もっとも、お世辞にも速いとはいえない西武線利用者からすれば、通勤時間帯も時速130kmで走る最新型電車ばかりのJRやTXがうらやましいと思ったりするのでしょうか?(隣の芝生は青い?ですね)