KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

仲間と横浜トリエンナーレ鑑賞

 昨日26日は神奈川県横浜市にGo!ボランティアで所属のNPO法人みなとメディアミュージアムの仲間と横浜トリエンナーレを鑑賞しました。トリエンナーレとは3年ごとの展覧会・芸術祭。ビエンナーレは2年ごとです。所属はアートイベント実施団体ということで、参考になりました。

メイン会場の横浜美術館ランドマークタワーのすぐ近くです。10時に集合でした。仲間は都内の美術館の技術職員で、この手の芸術祭を解説してもらえそうと期待。

世界中の芸術家が参加で、ウクライナ戦争や女性差別などの人権問題がテーマの作品が大半。華やかな芸術作品をイメージしていましたが、意外でした。

日本人による東日本大震災・福島の原発事故を描いた作品。重々しいテーマを取り上げています。

中国の工場の女子寮を再現。ベトナム人の雇用カットに対するストライキを表現です。散らかり放題がいいのか悪いのか。

ほかにデモ行進の映像や大人数によるデモ隊・警官隊の模擬演技の映像が多数で、日本では最近はなじみない映像に衝撃。実は日本でも国会議事堂周辺で定年退職者の世代が頻繁に実施なんですが(報道されてないだけ)。

 映像作品がとても多く、あっという間に3時間過ぎて昼食タイム。

美術館近く、みなとみらい駅ビルにある仲間オススメの「陳麻婆豆腐」で麻婆豆腐セット。旨いけど激辛★

食事後は第二会場へ移動。馬車道駅すぐの旧・第一銀行です。

横浜美術館の外観。なんかかっこいい。

法政大学出身の表現者・芸術家の松本哉さんの作品。学生時代に「法政大学の貧乏くささを守る会」を立ち上げ、卒業後は六本木でクリスマス粉砕のコタツで鍋大会をやるなど変わった人物で、横浜トリエンナーレでは怪しいリサイクルショップなどをイメージ。反資本主義だそうです。こういうのも、(私にはアートと思えませんが)芸術祭に出るような立派なアートなんですね…。

他に十数点見て解散でした。政治や社会に批判するアートがお好きな方には超オススメですが、そうでない方には否です。仲間の解説では、総監督が中国人でこのようなアートになったとか。

 

解散後に、一人で新高島駅ステーションギャラリー見て帰宅でした。本当は(前日に「新プロジェクトX」で日産のEV「リーフ」開発秘話を見て)横浜駅に近い日産グローバル本社ギャラリーも見ればなお良いですが、夜日勤6日/週の日々では常時くたくた、無理。17時過ぎには自宅に着いて30分後に寝ました。

横浜駅牛久駅はわずか1時間18分(常磐線は特別快速)、意外にも、日立駅よりずっと近い。また行きましょう。