KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

「水もれ甲介」ワールドへ

本日は一日ゴロゴロの予定〜先週末と同様。まあ、結局は11時すぎからぶらりと東京に行きました。◯◯に会いに♪

常磐線牛久駅から1時間ちょっとで東北本線(&高崎線)の尾久駅。北に400mほどの都電おもいで広場へ。

おおー、会えた!旧車体のままの都電7500形7504。これ、CSで視聴中(2回目)の石立鉄男ドラマ「水もれ甲介」(1974年〜75年放映)で頻繁に登場し、印象深くて会いに行きたい!でした。7500形といえば角ばった車体の方が定番ですが、それは更新後の姿で、70年代は「水もれ甲介」に登場のように丸っこい旧車体で走っていたのですね。

当時とあまり変わらない車内。おもいで写真や、Nゲージの都電が猛スピードで走り回るジオラマコーナーなど楽しめます。

PCCカー5501。これもよく保存してある。私が生まれる前に引退です。サンフランシスコを旅行した時、似たようなタイプが走っていました。世界中のヴィンテージ路面電車を中心部で走らせています。

足でアクセルとブレーキを操作、運転がハンズフリーというわけで、運賃受け取ったりできる仕組み。日本ではなじまず13年で引退でした。

700円の都営交通一日券を買って都電に乗車、ここへ。

雑司が谷鬼子母神。「水もれ」といえばここでしょう。周囲が約50年で様変わりの中、鬼子母神は昔ながら。

若かりし頃の石立鉄男さんや、働き盛りの名古屋章さんらが踏んで通ったであろう石畳!

寺なのに鳥居だらけの一角、まあこれもいいねえ!

さて、あの三ッ森工業所の今は…

実在の水道工事店の看板を付け替えて撮影で、建て替えられましたが現在でも同じ場所にあります。しかし、目の前にあった都電のガードは道路拡幅工事のため閉鎖。ドラマでは、あのガードがいい味出していたんだよなあ…。飲んだくれの職人タケさん(谷村昌彦さん)が自転車でフラフラ〜と出勤などで。

まあ、東京においての半世紀の時の流れは、あまりにも昔の風景を消去させるものですなあ。

そういえば石立さん以下、配役の大半の方々は鬼籍ですねえ。セーラー服が似合うチャミ(村地弘美さん)は現在62歳で、アイドル・女優は引退で一般人です。

以下つづく