千葉市の中心部に立地する京成電鉄の千葉中央駅。しかしご覧のようにホーロー板の駅名板は海風のせいもあるためか字がかすんでおり、駅ホームはとても閑散。レトロ感もある長ーい木製のベンチは無人です。ローカル線の駅と錯覚しそうなほど寂しい駅ですが、ある意味では100万クラスの都会のオアシスかも。暑かったり寒かったりする時季をのぞき、公園や喫茶店に行く代わりにこのベンチでゆったり読書したり音楽を聞いたりするのもいいでしょう。
ここも繁華街が近く、千葉市内で有数の映画館の京成ローサに直結など便利な駅ですが、隣の千葉駅に歩いて行けるほど近いし、千葉駅ではJRと乗り換え可能なため利用者が少ないです。もともと京成千葉線や千原線は日中は4両でも充分なほど空いています。平行する総武線は10~15両でも終日混雑しているので乗客数に格段の差がありそうですが、座ってゆったり行きたいお年寄りや荷物の多い方、車いすの方などにはおススメ!高齢化社会がますます進む今後は注目を浴びることでしょう。ワタシもこちらの方が好きです。