KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

モノライダーに試乗

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 昨日・今日(29・30日)と千葉県松戸市の友人宅に遊びに行き、DVD鑑賞などをしました。日帰りのつもりがつい1泊、さきほど帰宅しました。
 道中ついでに、千葉県北西部の各所に立ち寄って色々見てきました。そのひとつが鎌ヶ谷市内にあるモノライダーという特殊な乗り物に試乗したこと。「弥生の丘 自然聖園」という無宗教の墓地にある乗り物です。駐車場と墓地が約30メートルほど高低差があり、階段でも上下はできますが、高齢化社会に合わせて設置されたのであろうモノライダーで上下するととっても楽というものです。役割はエレベーターやケーブルカーと同じですが構造的には大きく違います。一言で書くと急勾配を上下できる無人運転のモノレールです。最近、このような乗り物が高齢化社会に合わせてどんどん設置されており、鉄ちゃんのワタシも興味深々です。墓地・寺社はもちろん山の中の旅館・温泉施設からはては団地や個人宅にまで…。もともとは九州の嘉穂製作所(株)が初めて造ったスロープカー(商品名のため他社が使用はできない)が発端ですが最近は数社がこのようなミニミニ版のモノレールを納入している状況です。

 さて、駐車場からモノライダー乗り場へ。山頂(墓地)に停車することが定位置らしいモノライダーをボタンを使って呼び出すと自動で降りてきますが、その間に他の人はだれもが階段をスラスラ登ってゆき圧倒的に速く山頂へ。まあワタシはこれに乗るのが目的なのでのんびり待つことにします。ようやくやってきて、丸っこいゴンドラへ。自分でドアを開けて乗りこみ、手動でロックして発車ボタンを押すと、トコトコ登ってゆきます。わずか1分半くらいで山頂、自動停止して下車。あっけない乗り物ですが、下(ふもと側)を見るとかなりの急坂ということが分かります。階段に完全に平行しているので斜度およそ40度くらいでしょうか。ケーブルカー並みの急勾配を自力で登ってしまうのはあっぱれ!です。

 墓地を見学したふりをして下山もやっぱりモノライダーで。無人自動運転・無料なのでエレベーターのような感覚もあります。でも軌道がちゃんとあるのでやっぱり大違いです。登り降りしている間、数十人の老若男女が墓地を訪問に来ていましたが、全員が階段使用で実に不人気のモノライダーでした。確かに階段でも数十段程度ではあまり意味なし?いずれ日の目を見る日が来るかな?