話題の「時をかける少女」2010年版が公開中でワタシもまもなく見に行くつもりですが、その前に27年前、1983年公開版をあらためて見ておこうと思いDVDを借りてきました。こちらは角川映画の1980年代を代表する作品であると共に大林宣彦監督の尾道三部作のひとつです。鑑賞すると、いやあ、主演の原田知世さんのフレッシュ感がすごく良いなあ！と率直に思いました。彼女は当時16才（ちなみに映画の設定も高校１年なので16才）でこの作品で映画デビューですから、それもそのはずですね。今は42才の大女優ですが当時の面影も感じられます。そして過去と現在の行き来というSFがテーマの映画ながら、尾道が舞台・そして大林監督作品ということもあり、とても日本情緒あふれる作品というのもよく、しかしSFのシーンもよく表現されていて見どころたっぷりです。ハイライトのシーンは繰り返し数回も鑑賞してしまいました。これはホント名作ですわ。
同じ尾道が舞台の「転校生」もとても良かったし、こりゃ撮影が行われたあの場所に行ってみたいな！と思って4月頃に旅をする計画を作成中、楽しみです。
菜の花バックに走る列車のシーンが登場し、これも印象に残りました。