KBTのブログ

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群馬にあった!? ハウルの動く城?

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 一昨日~昨日と1泊2日で信州(一部越後)にドライブ&撮影の旅に行ってきましたが、帰りの道中のこの場所に最もハマりました!ここは群馬県安中市で、画面下部に信越本線安中駅が少し見えます。バックには空の近くまできれいな光のページェント?一見、駅裏の山手の大きな団地?と勘違いしてしまいそうですが、これは山一つまるごと巨大な工場・東邦亜鉛(株)なんです。亜鉛・鉛など非鉄金属を精錬しているそうです。夜でも煌々と輝いて壮観ですが、昼間に国道脇からみるともっとすごい!いろいろな機械や配管が見える上、あちこちの煙突から水蒸気や煙をもうもうと吐き出し、まるで「生きている」工場の城ですわ、コレは。というか映画「ハウルの動く城」をイメージさせます。国道18号を通る際、いつもこれに感動。なぜなら、日本の現在の主要産業は情報通信業で新宿の摩天楼がその象徴、こういう重厚長大な重工業は一昔前の主要産業の象徴ですが、もはや今は完全に脇役だからです。それがレトロ感というか郷愁を感じます。大量の煙を吐いて環境にはあまり良くないかもしれませんが、ある意味貴重な観光資源だと思います。観光とは自然が造った名所や史跡を巡るばかりでなく、人間が造った現代の施設も加えるべきだと私は思います。
 ここでは実に40分もかけて撮影、20カットも収めました…。