KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

おもいで号も想い出の彼方へ・・・

イメージ 1

 昭和レトロブームにあやかり、仙台~小牛田(こごた)~新庄間を土休日に運転されてきた「おもいで湯けむり号」が本日ラストランとなりました。画像は仙台駅に到着した上り最終列車です。煌煌と輝く近代的な仙台駅ホームでは、相当古い列車に見えてしまいます。おもいで号とは、昭和40~50年代にあった修学旅行専用列車のことで、当時は一般の列車が混雑していたためにゆったり修学旅行を楽しんでもらおうと国鉄が企画した列車です。塗装・車内仕様もオリジナルでした。ヘッドマークの「おもいで」には東京タワーが描かれています。「おもいで湯けむり号」は当時と同じ塗装にして、鳴子温泉などを訪れる観光客に当時を思い浮かべてもらおうという趣旨で運転、約半年間走りつづけました。
 車両自体は(40年以上も活躍し老朽化が激しいものの)ヘッドマークを取りはずし、団体用などとして12月末くらいまで活躍するようです。