KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

福島(大熊町)弾丸アート鑑賞

 2月の1回目の三連休いかがお過ごしでしょうか。私は11日のみ公休日ですが、10日(土)は夜勤明けで福島県浜通り大熊町に直行、日帰りでアート鑑賞・ワークショップ参加してきました。

https://www.ur-net.go.jp/kumapre/topics/topics_0207_40.html

 このような難しそうな内容ですが、ボランティアで10年所属の"MMM"の2大親方(佐々木樹氏・田島悠史氏)が同時にアートを開催!はめったになく行かないわけに…で多少眠いけどGo!でした。前日(夜勤前)に、このためにかなり寝溜めはしてありました。

9:30まで勤務で、180km離れた大熊町で13時からワークショップに参加、鉄道が楽ですが本数少なく絶対に無理(荒川沖駅9:52になんとか乗れれば大野駅13:06着ですが…)〜1/27の白河と同様にマイカーで行くのみでした。常磐自動車道 東海PAで朝食、580円のおふくろの朝定食はすごい品数でお値打ち!昼食いらず。

KUMA・PREに12時半に到着。大熊町は大半が帰還困難区域で復興工事が盛んながら現在の定住者は300〜400人ぐらい、無人地帯に等しい。アート鑑賞者は田島先生のゼミ生など関係者や移住者・町職員などが大半。

13時から詩人の佐々木樹(みき)先生のポエムのワークショップ。詩そのものを作るのではなく、町を歩いて素材を探しメモや文章などを作りあげる内容。それをもとに後日、先生が詩にします。

私は大野駅から西に伸びる道路を取り上げ、震災前は子供を乗せたスクールバスやファミリーが乗ったクルマが通ったであろう〜今は工事車両だけ〜未来には再びクルマや自転車で賑わいそうと文章にして出しました。とっても楽しかった。

 15時から1時間トークショウ、これも興味深い内容でした。所属団体MMM(地域芸術祭みなとメディアミュージアム)ではNPOの理事と資金提供に徹し、アーティストとしては参加はしない田島先生が、今回はアーティスト、その顔を見れたのが最大の成果♪

なお、交流施設KUMA・PRE(UR保有)は仮の姿(PRE)で、近い将来に取り壊し撤去、本格的な施設を別の場所に作るそうです。移転後にもアートイベントやるのか楽しみ。

 16時すぎに全ての鑑賞が終了、うだうだおしゃべりしたあとで帰路へ。泊まっても良いのですが、宿泊施設は極めて少なく無理。

KUMA・PREから約10km離れた温浴施設「ほっと大熊」で疲れ取ってゆきました。温泉ではないけど500円と安く、マッサージ機がなんと無料(通常400円くらいの20分無重力マッサージ機)……原発事故の被害地だからでしょうかね。マッサージ師が来場の日は全て無料マッサージだそう。

 大熊町牛久市の移動で眠くなり、翌日はひたちなか市で「みなとのおへそ」オープンしないとならず、水戸市ひたちなか市に宿泊が良さげですが、三連休で高いし予約無理だろうで(調べてないけど)なんとか帰宅しました。