KBTのブログ

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高原列車の廃線跡・駅跡巡り

 福島県の旅、18日の前半は猪苗代町の磐梯急行電鉄(←沼尻軽便鉄道)の廃線跡・駅跡巡りをしました。2020年の朝ドラ「エール」の挿入歌「高原列車は行く」のモデルになった鉄道で、1969年に廃止ともう半世紀も経ていますが、ほとんどが道路に転用、積雪の無い春〜秋ならたどるのは容易です。

2022年3月に川桁駅から近いリステルスキーファンタジアでスキーやった時に、磐越西線川桁駅前でこれ見かけ、こういうのあると全駅巡りたくなる性格、1年半経てようやく実行に。

三春町から走ってきて途中で朝食食べたりで1時間半かかり、9:20に開始。

川桁駅からすぐ(約300m)、いかにも廃線跡を転用の道路の幅!鉄橋は道路用に掛け替え。その先の築堤も元鉄道らしく、いいね!

特徴的なトイレがいまなお現役の会津下館駅跡。(興味ある方はWebで検索を)

線路延長15.6kmのうち約12kmは町道・県道・国道に転用、しかしきぢごや駅から終点の沼尻駅間は農道でイノシシよけの電気柵で封鎖、外部の人の走行は無理、さらにyoutubeによれば深い籔に覆われている区間も。ここはあきらめて迂回。

沼尻駅〜。11駅全て巡った!実はいくつかの駅跡を通りすぎてしまい戻って必死に探したりで、1時間40分も要して11:00ころに着きました。比較的状態の良さそうな沼尻駅ですが、現役時代より90度向き変わってます。廃線の後、駅は関連会社の事務所として使われ、廃業?で今は無人に。

なお、現在は川桁駅からではなく猪苗代駅から(へ)路線バスが1日7往復あります。土休日は5往復。

 30分休憩して、今度は沼尻駅〜川桁駅を途中駅跡に寄らずにノンストップで走行。なんと24分で走破!(ナローゲージの列車イメージでなるべく速度抑えて)高原列車は資料によると約50分要しました。

この築堤をクルマで走るのやみつき♪高原列車の運転士気分。

 

猪苗代町内の緑の村へ。全く関係ない場所ながら保存車があります。(以下つづく)