KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

「セカチュー」ロケ地・塩江線廃線跡

4日の旅のつづきを。

写真館の隣に倉庫のような建物があり、なんだろう?無人で恐る恐る入ってみると、このようになっています。セルフでエアコンのスイッチ入れてとの表示。

世界の中心で愛をさけぶ」制作過程が紹介され、サクの乗ったスクーターが展示。※以下「セカチュー」と記述します。

ホンダ・リードで、原付ではなく2人乗り合法の90CCクラス。映画では原付に見えて、へえー。

歩いて10分で防波堤。サクとアキが語り合った名場面のロケ地。ああいうシーン、青春だねえ…。

対岸に大島(香川県の)と小豆島。小豆島の方は、2019年に訪問した映画「8年越しの花嫁」クライマックスのシーンが撮影された旧戸形小学校付近と向かい合います。(肉眼では見えませんが)映画ファンにはここ満腹★

付近の皇子神社でもブランコに乗るシーンが撮影、見晴らしいい!その他に歩いて数ヶ所の「セカチュー」ロケ地めぐり、たっぷり楽しみました。2006年の映画で、翌年は大にぎわいだったそうですが、今は同様の行動をしているのは2〜3人いるだけ。そういえば屋島古戦場跡も少々見えます。(皇子=おうじ)

バスの時刻まである場所で避暑して、最後の手持ち時間で「ガソリン道」を訪問。1941年廃止の琴平電鉄塩江(しおのえ)線、ガソリンカーが走っていたことから道路化された廃線がそう呼ばれています。まずはことでん仏生山駅へ。

旧車120形が留まっている線路が塩江線の形見みたいな部分で(80年前に廃線でレールは交換ですが)、線路の行き止まりから南に塩江線が伸びていました。バスで10分、高松市加羅土(からと)地区へ。

いまなお加羅土トンネルが残ってます!

中で曲がっている珍しいトンネル。向こう側の出口は民家の庭で立ち入れません。

ガソリン道の標識。いいね!日本の史上唯一の1435mm非電化鉄道というのを知る人は僅かでしょう。(満州・朝鮮などのぞく内地で)

緩いS字カーブがいかにも線路を転用って感じです。時間の関係で今回はこの部分だけ訪問。また後日。

古〜い電車が元気に頑張っていることでん

車齢60年越えの1071-1072。もとは京急の初代600形、すごいねー。

仏生山駅からことでんに1駅乗って空港通り駅、リムジンバスで20分で高松空港セカチューの最後の方のシーンで登場、撮影から15年経ても雰囲気変わらずです。

LCCジェットスターGK418便で成田空港へ。高松空港20:40→成田空港22:05着のダイヤで、もし30分遅れたら成田空港からの終電に乗れない恐れ(空港第2ビル駅23:11発)で少々ヒヤヒヤでしたが、5分早発で10分早く着き良かった!沖止めがいかにもLCCらしい。

瀬戸大橋があって容易に岡山県香川県を行き来でき、片道4980円〜の成田・高松線でどちらの県も格安で楽しめて実にいい!