KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

石巻市へ

本日(7日)から9日まで宮城県石巻市へアート鑑賞の旅。10日までのReborn Art Fes.です。余裕あったら石巻線貨物の撮影も。

現地で機動力が必要なため茨城県牛久市からマイカーで片道約350kmのドライブ。こんな(ソロでの)ロングドライブは2年前に富山県に行って以来。夜勤明けでやるにはきつい。まずは常磐道で広野インターまで。そのまま常磐道に乗っていてもいいんですが、国道6号で「原発半径20キロ圏内・帰宅困難区域」を通過したいため。

現在は四輪以上の自動車のみ通行可能。とはいってもチェックする箇所は一切ありません。まあ、自転車や二輪車は確かに見かけませんが。四輪車でも窓閉めて内気循環を推奨とのこと。私は窓全開で走行。ガードマンが何人も普通の格好で立っているのは問題ないのか。マスクはしていますが。

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福島県大熊町(定住人口0人)の福島第一原発から約3kmの交差点付近にて。雑草伸び放題、手入れの全くされない水田や家屋など、シュールというか衝撃的な風景。ここに住んでいた方々は全くやりきれないでしょう。

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国道6号です。ほとんど工事関係車両ばかり走行。その中でも、常磐線を復旧させるべく工事に取り組んでいる人々には頭下がります。こんな放射線量の多い所で。

アウシュヴィッツ平和博物館の館長によると、耳のないネコなどが棲んでいるそう。今後どういう影響があるのか。

帰宅困難区域を越えても、しばらくはほとんど人が住んでないエリアが続きます。

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常磐線の浪江駅。ここから北は開通していますが、なんとも寂しげな駅周辺です。

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こんな感じで開通済みの区間と未開通の区間が仕切られています。浪江駅といえば、私が高校生の頃まで「浪江発上野ゆき」旧形客車の長距離普通があって我孫子駅松戸駅から乗った記憶が。上野発仙台ゆきもありましたけど、浪江ってどこ?と考えたものです。

宮城県内までずっと国道6号を走行、県境越えた最初のセブンイレブンで「ライトマップル宮城県」を購入。知らない地へのドライブにはこれ必携。そして再び常磐道三陸道などで石巻市内へ。カーナビ故障で、ホテルへの道にさっそくライトマップルが役立った♪

ホットイン石巻にチェックイン。

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平たくながーい極めて変わった造りのホテル(2階建、全44室)、隣接してスーパー銭湯があるのがホットインの名称の由来らしい。シャワーあるのでもちろん
そっちには行かず。石巻市ではまだ「みなし仮設住宅」に多数がお住まいで(私の従姉妹も)、狭めながら快適なホテルに泊まれるのは心苦しい面も。