24日の旅のつづきを。
ヤセの断崖の次は巌門(がんもん)へ。
遊歩道も波しぶきすごい中、タイミング見て横断。ここは夏は観光用の小舟が出てくぐれるようですね。
松本清張先生の歌碑。「ゼロの焦点」ブームで観光客が押し寄せた記念にとも、断崖が有名になり自殺者(または願望者)が相次いで、慰めや防止のためともいわれています。
雲たれ…(?)ひとり
(く)だける 荒波を
かなしきと思へり
能登の初旅
清張
40年前の建立でかすれて一部読み取れず。解説板が欲しい。
この後は「ゼロの焦点」で重要ポイントとなった「赤崎」。やはり当時の貧しい漁村とはだいぶ異なり、今は普通の住宅が建ち明るい感じ。交通事情が大改善され金沢市内へ通勤もラクラクだからでしょう。
禎子が羽咋駅から私鉄(北陸鉄道能登線)に乗り換え、終点の高浜からさらにバスで赤崎へ…の高浜駅へ。
路線はとうの昔(1972年)に廃止で今はバスターミナル。駅名板や運賃表が残されています。広末涼子主演版の映画では漁村の赤崎や金沢市街は雰囲気を出すため外国で撮影のようです。
このくらいで「ゼロの焦点」舞台めぐりを終了。もうひとつの舞台の鶴来へは離れており、別の機会に。
羽咋市に出てお楽しみのなぎさドライブウエイは…高波で通行上!昨日からラジオで繰り返し聞いていました。ずっと解除にならず。
天気は良いけど、確かに波が高い。
ここまでで予想より3時間も早く、能登半島の意外な狭さにちょっと驚き。てっきりなぎさドライブあたりで16時をまわると思っていました。余った時間で羽咋市内で七尾線を撮影(笑)。晴天下の午後だと意外に良い撮影地がない!枯れ草や田畑に立つ木があ…。
苦しい構図で「花嫁のれん号」。
移動してこちらを。
陸橋の遮蔽板のわずか10センチの隙間にレンズを差し込んで。急行形電車のクーラーを流用した413系の特徴がよくわかる♪
こんどは415系(113系からの改造)。3連の415系はなんか見慣れず変!?夕陽にお面が映えています。
富山県氷見市の道の駅ひみ番屋街で天然温泉&夕食。昼食とらなかったので大空腹でしたのでとても美味しい♪新高岡駅まで走り、予定より2時間早くレンタカー返却。
帰路はこの前と全く同じパターン・列車で高岡駅ー糸魚川駅と在来線、糸魚川駅から上野駅まで北陸新幹線あとは常磐線で。新高岡駅から新幹線より2000円くらい安い♪
高岡駅から泊駅まで前回と同様に413系ですが、今回はこちら。
出たあ!とやま絵巻。黒ベースでとにかく目立つ。車内はきれい。しかし、窓にこのような黒点ポチポチのフィルム。
目がおかしくなりそう。全く景色も見えず。なんじゃこりゃ~。
糸魚川駅には485系がたたずんでいました。
こんどのダイヤ改正で廃止に。撮影している方多し。北陸新幹線は相変わらず超ガラガラ。各車10人程度の乗りの自由席で充分。長野駅で2分停車、かつて転勤で住んでいたのでじっくり街を眺めました。(終)