ニューヨークからワシントンDCへ移動後は同市内で3泊で、3日ともスミソニアン博物館群めぐりをしています。(残り1日は帰国のため空港に行くだけ。)
30日はAmtrakで11時すぎにワシントンDCに着いて、地下鉄で10分ちょっとのスミソニアン航空宇宙博物館へ。飛行機がなぜ飛ぶのか?からロケットまで航空・宇宙のデパートみたいな博物館。
私は第二次大戦の各国の戦闘機が目当て。
スピットファイア(イギリス)かっこいい~。歴史雑誌の写真から抱いていたイメージとはちょっと違い、ずいぶん低翼でスリム!丸っこい翼の形は零戦ににています。実機をしみじみと観察。
まあ一番人気は日本の零戦(五二形)で、アメリカ人はサムライ好きなんでしょうね。キャノピーは他のアメリカやドイツ・イタリア・イギリスの戦闘機より大きいのがわかり、守りを犠牲にしても攻撃のために広い視界を確保したのですね。
この日は眠くて調子出ず、博物館にはコインロッカーがなくて大荷物引きずりながらで疲れて博物館で3時間ちょっと楽しんだだけで早々と16時過ぎにホテルへ。なんとか数時間くらい眠れました。
31日はホテルから徒歩15分のThe White houseへ。テレビのニュースでおなじみですね。
オバマ大統領おられるかな?もちろん外観だけです。
それから地下鉄・バスで2時間半かけて(スマートに行けば1時間半ですが乗り間違えたので)バージニア州にある(航空宇宙博物館の別館)Udver's Hazy centerへ。この旅で最大の楽しみにしていた飛行機の殿堂!なおスミソニアンやウドバーと個人名がついてますが、すべて国立で無料入館!
私はこちらが一番見たかった!中学生の頃から。
人間ロケット爆弾(特攻専用機)桜花(おうか)です。(後ろには夜間戦闘機「月光」)なんとも小さい!翼はベニヤ板と簡素すぎ。こんなのに乗って特攻をした若者に敬礼ですなあ。いくら命令とはいえ(以下略)。
すぐ近くに対照的な巨大機B29、しかもエノラ・ゲイが展示。
言わずと知れた、歴史的な飛行機。世界で最初に原爆を投下したエノラ・ゲイ。原爆により広島で約14万人が死亡(後遺症を含む。)捕虜として収容中のアメリカ人も直撃で亡くなっています。こんなわけで展示機の中でこれだけ全くなんの解説もなし。日本人として複雑に思います。
エノラ・ゲイとは機長の母親の名前で、戦後は世界から極悪人・モンスターと思われ続けたんでしょうね。ちょっとかわいそう。
月光やサンダーボルトをバックに記念撮影♪
続きは後日。