KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

紀勢本線撮影の旅(2)

17日の旅の続きを記述します。

上り普通列車で南部(みなべ)駅14:21着。有名撮影地の千里浜まで地図では約5~6km。歩いて行ってみたら、きつい登り坂もあってたっぷり1時間!今考えたら駅に1台停まっていたタクシーに乗れば良かったです。
南部駅15:06頃通過の特急くろしお15号には間に合わず、しばらく待って15:47ころ通過のくろしお26号を撮りましたが…ここは上りは草で隠れてダメなんですね。逆光でもそれさえなければなんとか撮影できたんですが。望遠レンズで狙うので草まではよく分からなかった。

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タクシー代千数百円の節約で一生の後悔!?そこまでは思わなかったですが。なお、徒歩でも途中に何ヵ所も露出した地層が見えて、もと地理学生としては良かった。時間がなくすぐに立ち去りでしたけど。

まだ日中に上り1本(くろしお28号)の撮影チャンスがあり、ここは撤収して約4km離れた千里浜球場へ。徒歩45分ほど。最後のチャンスなので集中!

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この光線状態としては上出来でしょう。海の色がとても良い。NIKONカメラならではの色彩。ちなみに千里浜球場では野球試合の歓声が響いており、つい2週間前には「わかやま国体」の野球部門が開催と、周りに人家全くないひなびた場所にある立派な大球場。

撤収して徒歩30分で岩代駅へ。鉄路では南部ー岩代は5.1kmですが並行する道路がなく、いくつかの山越えとなり約8kmは歩き足が痛くガクガク。スマホの万歩計では朝の熊野古道歩きなどもあり、もう17kmも歩いたこととなってました。いくらか誤差があると思いますが。

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岩代駅舎。これはデザインあるいは単なる落書き?アートイベント関係者としてはかなり疑問に。カメラぶら下げた鉄道ファンが5人くらいホームで電車を待ち、彼ら彼女らも381系くろしお狙ったようです。岩代駅近くの浜に、午後でも順光で撮影できる撮影地があるみたいです。

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381系くろしお、ほんと37年間の活躍お疲れさま!381系といえば私的には一番先に「くろしお」!「いい日旅立ち」CMでも登場したし、現地にはあまり行かなかったですが(前回の書き込みのとおり新入社員の時には和歌山県へGO!でしたが。)思い出深い電車です。

113系普通に30分ほど乗って御坊駅へ。本日最後のミッション、紀州鉄道へ。

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もう3~4回訪問していますが、キテツ2
の先行きが怪しいので寄りました。こんど滋賀県信楽高原鉄道から中古車を導入。今は日本でここだけの2軸レールバスです。車体をくねらせて走るような独特な乗り心地、印象深い♪

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たいぶマニマニしている鉄道ですな。

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めでたい感じの名前の学門駅。受験生にはきっと人気でしょう。

御坊駅からピカピカの新車225系5000代で和歌山駅まで。本日初めて「JR形」に乗車。この区間で活躍していた113・117系を置き換えたんですが、それらは4両だから改造しない限り紀勢本線南部区間105系置き換えにはならなく、古い電車をいまさら改造もないでしょうし、まだしばらく105系も活躍のようですな。

和歌山駅ビルで食事、終わってホームで駅撮り。

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381系くろしお~シブイ!

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和歌山線105系、もと常磐・千代田線の103系1000代からの改造車が全て。高校のころの通学で乗った電車がまだまだ活躍とは、ほんと驚異!がんばれ!

このあとは紀州路快速などで新大阪駅。381系の山陰特急の発着を眺めました。そして京都駅。途中に新快速が時速130キロからの急停車!超満員で立っていてこれはキツかった。車内で急病人が出て誰かが非常ボタンを押したとか。

京都駅前で1時間くらいブラブラし、夜行バス「東京特急ニュースター号」で帰途につきました。久しぶりの夜行バス、さすがに2時間くらいしか寝れなかった。3列席でも前後は狭いし。40代には非常用の乗り物ですなあ。