KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

紀勢本線撮影の旅

ちょっと遅くなりましたが、17日の紀勢本線撮影の一日を。

まず、とても変で面白かった尾鷲ビジネスホテル。(三重県尾鷲市

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どうみてもアパート!隅に3畳くらいの小さなフロントがあり、着いた時は無人。電話で呼び出してと指示があり、スマホでかけたら奥からオーナー(?)お出まし。1泊5000円を払いカギを渡され、あとはご自由に!で部屋へ。室内のインテリアはアパートそのものの雰囲気。ま、最近のチェーンのビジネスホテルは14~15平米くらいですが、ここは少なくとも20平米はあり、広々としていて気分上々。尾鷲駅に22:36に着いて翌朝5:50発と旅の中継点だけのわずかな滞在時間でしたが、個性的すぎて機会があったらまた泊まりたいホテルです。

さて17日は尾鷲駅5:50発の新宮ゆきに乗車。なんと2両(ツーマン)で乗客私だけ。ツートンカラー車が1両組み込み。辺りはまだ真っ暗でガラガラということもあり、銀河鉄道999の列車みたい。あれもいつもガラガラですよね。

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岬の小さな集落にある二木島駅でギンギラギンの日の出を迎えました。夜行列車で迎えた朝に近い感じ。

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熊野市駅着。キハ40系同士並び~。20分近く停車。ここからやっと高校生が乗車。その後はどんどん増えてゆき、全て新宮駅まで乗車でした。新宮駅の手前の鵜殿駅まで三重県新宮駅和歌山県。みんな県境を越えて通学なんですね。

高校生の列について行き(3割くらいが近大附属新宮高校)少し行くと撮影地。駅から徒歩25分とけっこう距離あります。曇天を予想していたのに晴れていて逆光ですが撮るしかありません。

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まずは普通列車。春日色の105系でびっくらぽん!その後の105系も珍車でした。(画像略)

さて、新宮駅8:35発くろしお14号。

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列車に対して逆光、しかし露出などに集中しただけあって上々の出来です。海の色はいまいちで、当然でしょう。友達にはもうすぐ引退の特急電車より珍車の普通列車を撮れたことが高く評価されました。

このあと普通を1本撮り、次の三輪崎駅
まで撮影地を探しながらてくてく。途中で熊野古道「高野坂」入口の案内を見つけ、めったに来れない和歌山県南部、観光もよかろうと古道歩き。

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こんな感じで、石畳のある区間も。約3km歩いて会ったのは1人だけ。人気の熊野古道もこんな区間もあるんですな。

三輪崎駅10:35でいったん新宮駅に戻り。駅前の喫茶店でモーニング&ランチ兼用。

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牛丼650円、関西って外食が安い!喫茶店ではマスターとおしゃべりできる楽しみも。
新宮11:15発で南部駅(14:21)まで3時間以上の大移動。しかも紀伊田辺駅までは105系ロングシート!車窓は抜群ですが見えずらい。素晴らしい観光資源が豊富にあるのに通勤型のロングシート
とは、ちょっともったいないJR西日本呉線などもそうですが。

南部駅下車、5km以上も歩いて撮影地へですが後日記載します。

余談ですが新卒で入った会社で計画していた和歌山県紀州葵カントリークラブ(バブル真っ最中に計画、何割かを地主から買収済み)どこなのか25年も前のことで現地事務所の最寄り駅さえ思い出せません。世話好きな部長に連れられて和歌山県のどこかに何回か下見に同行したんですが。色々調べてもなんにも情報が出て来ない…。その会社はカントリークラブの新設のための過剰投資、資金繰り悪化が原因でバブル崩壊とおおむね同時に倒産でした。カントリークラブも実現せず。

元々ゴルフ場の管理・改造が本業でその部門では業界トップの規模でしたが、背伸びしすぎたんでしょうね。しかし夢を語る社長は好きでした。今回は和歌山県の(たぶん御坊市付近?)夢の跡にも行きたかった!せめて最寄りのナントカという駅に立ち寄るだけでも。