新ニイ115系L1編成です。非ユニット窓などいかにもオールドカーという感じで、先頭のクハ115-552は1964年製!もともとモハだったので552番などと若番ではないようなイメージを受けますが、今残っている115系の中でもおそらく最古の年代だと思われます。運用範囲が広いのでなかなか会えないと思っていたら、意外にも簡単に遭遇…。
ちなみにクーラー近くのランボードがとても目立って、ランボードを(模型で)再現しようと模型ファンにかなり人気です。 さて、新潟駅~米沢間と「さくらんぼトレイン」に乗るのですが、発車時刻になっても入線してきません。駅のアナウンスによると、車内照明が故障し新津車庫で修理中との事。う~ん、これはまさかの運休!?…しかし30分以上遅れてなんとか入線し(定期列車の発車番線変更などさんざんな手間となったもよう)、新潟駅を38分も遅れた7:42に発車。エンジンは快調です。こうなると相当な遅れになるか?と思いきや、定期列車を待たせたりしてぐんぐん飛ばして、結局は米沢駅に10:32とわずか3分遅れだけとなりました。もともとのダイヤが新潟~坂町(白新・羽越線)で交換待ちで長時間停車を2回行い、約1時間半も要するものだったのを最優先にして、わずか50分ほどで走破したためのようです。さくらんぼトレインながら、さくらんぼを楽しめるのは米沢市内ではなく山形市内他なため接続を考慮したものか。
3月に訪問した時は茶色のうさぎ(駅員)のみでしたが、今回は駅長「もっちー」に会えました!まっ白でかわいい!バスで団体さんも来て大人気です。
宮内駅からこんどは列車で梨郷駅。
なんにもない駅ながら、ここは映画「スウィングガールズ」の名シーンのロケ地。一団は球場最寄り駅で寝過ごしてしまい、ここで下車して折り返そうとし、川で水遊びをする…あの場面です。なんにもないけど、想い出だけはたっぷりで、次の列車まで1時間ほどシーンを振り返りながら過ごしました。ログハウスの待合室があるのがご愛敬。こんどは隣の西大塚駅の1914年竣工「100年駅舎」を堪能したいものです。
超望遠でピントがいまいち!?9月にも運転なので来れれば再チャンスです。
これにて帰途へ。米沢駅から山形新幹線つばさ号(さくらんぼの時期で超満員!)で福島駅、下車して駅構内にある珍しいスーパー銭湯「極楽湯」でゆったりしたり買い物など。普通列車で郡山駅へ。東北新幹線やまびこ号で大宮駅。新幹線は200キロ未満ならさほど負担にならない2590円の特急料金のためにこうやって乗りました。手間かけたようですが大宮着は19:22と早い時間です。どこも寄り道なく牛久駅に直行し21:03着。最近は翌日の仕事を気にして早め帰宅が常となりました。