KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

震洋展@予科練平和記念館

イメージ 1

 昨日・今日と明け・公休でしたが、さすがに給料前で遠出は控えました。家庭菜園をいじったりでほとんど過ごしました。今日は隣町(といってもクルマで30分)の阿見町にある予科練平和記念館へちょこっと行ってきました。何度もここには来ていますが、期間限定で「震洋展」を開催でかねてから見たいと思っていたため。3月くらいまでの前回は人間魚雷「回天展」を開催しており、4月からのこんどはベニヤ製モーターボートに爆薬を詰めたとても簡素な特攻兵器「震洋」の特別展です。

 大戦末期に約6000艇も製作された震洋の存在は知っていましたが、たしか実戦ではほとんど使用されなかったはず…ここに来てよく訓練された専門部隊があり、フィリピン方面で特攻作戦が展開されて、連合国の艦船に幾ばくかの被害を与えたことを初めて知りました。国内では作戦準備中の事故で多数が犠牲になった等の事実も初めて知りました。搭乗員は飛行機不足で特攻機に乗ることがかなわなかった予科練生がかなりの割合を占め、せめてものとのことで飛行服を着て作戦や訓練に参加とか。いろいろ勉強になりました。これは行ってよかったです。

 今後、広島県呉市にもまた行きたいなあと思いました。大和ミュージアムとか鉄のくじら館とかです。尾道のロケ地めぐりとセットとなりましょう。

 画像は屋外展示の人間魚雷回天の木製実物大模型。全長14mと迫力あります。館内には配管や計器・操縦機器がリアルなこれの操縦席部分の実物大模型も。希望者は中に入れます。
 (館内撮影禁止のため震洋関連はアップできずであしからず。)