KBTのブログ

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特急「あさぎり号」世代交代

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 先日14日の小田急線乗車・撮影ではこれらの特急電車も撮影。まずは、1991年に登場したパステル調カラーがトレードマークの20000形です。3月16日まで小田急~JR御殿場線直通特急「あさぎり号」などとして走っていました。1991年というとさほどピント来ないかもですが、平成3年です。そう、バブルの絶頂期!!私も新卒で社会人になった年でいきなりバブルを体感したのでよく覚えています。当然ながら、(乗車時間1時間~2時間という短時間乗車の)私鉄特急としては今では考えられないほどのかなり豪華な車内設備となっていました。もっとも、技術的には直流直巻モーター採用など大したことはなく、20年後の今で見ればどう見ても小田急線を走る電車としては旧形電車です。3月16日に役目を終え完全引退しました。(なお、まだ公式ではありませんが、山梨の某私鉄で中古で買い取りこれを走らせるとかの噂があります。)

 一方、青い車体が特徴の新型車は60000形。すでに2008年から東京メトロ千代田線~小田急線の直通特急としても走っていますが、増備されてこの3月17日から「あさぎり号」にも運用拡大。私はまだコレに乗ったことはないですが、フェルメール・ブルーというメタリック調のカラーがスーパーカーみたいな感じがして憧れてしまいます。なんともいいカラーです。車内はさすがにバブル期の電車ほど豪華ではなさそうですが、癒しが求められる今の時代に合った内装のようです。もちろんバリアフリーにも対応。1両あたり2億円近くの製作費(新幹線よりわずかに安い)とバブルほどではないですが、思ったよりカネのかかっている電車です。まあ、そのうち乗りに行こうと思います。ただ、御殿場に行っても駅近くには見るべきものはあまりなく、観光地や温泉は駅から遠く離れており電車代以上にバス・タクシー代などがかかるのが難点。