KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

「時をかける少女」と竹原市

イメージ 1

イメージ 2

 映画ロケ地めぐりの旅の話の続きを…。原田知世の女優デビュー作品として印象深い「時をかける少女」、この作品は広島県尾道市竹原市が主なロケ地となっています。私がこの作品のロケ地としてまず行きたかったのが竹原市の胡堂(えびすどう)。映画ではここの瓦が大崩壊するのをタイム・リープにより未来が分かっている主人公の芳山和子(原田知世、当時15歳!)が同級生の男の子を助けに走る、とても印象的なシーンとなっています。実際に行くと、周囲が映画での見た目よりはるかに狭い場所で映画の撮り方ってさすがだなあと思いました。

 竹原市は中心部の一部エリアが下の画像のように江戸時代の町並みがそのまま残っており、リアル「日光江戸村」のような不思議な世界。こういう場所、けっこう好きです。映画でもしょうゆ醸造の堀川醸造所が堀川五郎(尾美としのり)の家としてほぼそのまま登場しています。(画像略、一部スペースを喫茶店として内部を見れます)一番古い家屋はなんと1690年ころ築というからすごいものです。駅から充分徒歩で回れて観光にいい所です。

 「時をかける少女」は、尾道・竹原の豊かな歴史や日本的な町並みの風景とSFが見事に融合した、邦画の中の邦画というべき独特で素晴らしい作品だと思います。和子のピュアで古風な女というのも印象深いものです。(もちろん演出によるもの)まだ見て回れなかったロケ地も多く、今後も尾道・竹原に行ってみたいです。