KBTのブログ

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絶滅危惧植物展-筑波実験植物園

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 昨日は何も予定のないヒマな公休日、前日納車されたバイクを駆って茨城県つくば市内へ。筑波実験植物園(国立科学博物館の付属施設)へ行きこの日10月2日から始まった「絶滅危惧植物展」を見てきました。じつは日本にある7000種余りの植物のうち4分の1の約1700種が絶滅が危惧されているそうです。一部はすでに植物園でのみにある存在になってしまったとか。原因の80パーセントは開発行為・鑑賞目的の採取など人為的なもので、自然保護がいかに大事か分かりました。色々な植物から人工ではできない薬用成分が発見されており、種の数を減らしてしまうとその可能性も減っていくことにつながり深刻な問題だと思います。筑波実験植物園では自然では絶滅した・絶滅近い植物のうち約360種を栽培中だとか。こういうことにある程度の額の税金は使われてもいいでしょう。
 さて、上の画像は絶滅危惧植物のひとつ、水辺に生えるタチスミレです。とても身近な花であるスミレの一種が絶滅危惧だなんて意外!バックには自然ではすでに絶滅したコシガヤホシクサも見えます。おまけで絶滅危惧以外の一般の植物もアップします。下の画像はだれでもおわかりだと思いますが、ヒガンバナ。やはりこちらの方に目を奪われました。なんとも鮮やかな色ですね。なお、サクラと同じように花の時期には葉が一切ありません。それでいっそう美しく見えます。