KBTのブログ

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キング・オブ・深夜バス

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 21日~22日、九州旅行の帰途には福岡~東京(新宿)間の夜行高速バス「はかた号」を利用しました。日本一長距離運転のバスで、俗に「キング・オブ・深夜バス」といわれています。このバスは2009年12月からバスでは珍しい3クラス制となっており、1等のプレミアムが19,000円・2等のビジネスが15,000円・3等のエコノミーが8,000円(いずれも片道)となっています。私はもちろんエコノミーを利用。この格安さは嬉しいです。エコノミーは1便あたりわずか10席!じつは行きもこれを利用したかったのですがゲットできなくて、やむなく帰りのみをなんとか取りました。
 最近の夜行高速バスはたいてい横3列シートですが、さすがに格安のエコノミーだけあって昼行便と同じ4列。シートピッチ(前後の座席間隔)もバスならではの狭いもの。しかしリクライニング角度は約45度もあって非常に深く、福岡~東京間の約14時間半乗車に考慮しているといえます。実際に乗車してみるとシートピッチの狭さをのぞけば思ったより快適でした。2002年に大韓航空エコノミークラスで成田~パリ間・フランクフルト~成田(いずれもソウルで3~7時間待って乗り換え)を飛びましたが、同じ14時間でもその時の方がつらかったですね。
 東京~福岡間には格安航空会社スカイマークが飛んでおり、時期や便により異なりますが片道16,800円からですので、「はかた号」はいい勝負といったところでしょう。私ならはかた号の場合、ビジネス以上はまず利用しないでしょうが。また、羽田発の往復航空+ホテル1泊で19,800円(スカイマーク利用、全日空日本航空だと24,800円くらい~)という旅行会社のパッケージプランも数多いのでライバルです。ただ、パックプランは5~10日前申し込みが条件で、ワタシのようにいつ休みが取れるか分からない人や急な用事の人には向きません。まあ、はかた号のエコノミーも10席しかないので直前だとたぶん無理でしょうが。
 画像は諏訪湖SAにて。名古屋~東京間は東名ではなく中央高速経由がミソです。最近は交通量の多い東名利用はなかなか認可されない関係でしょう。なお東京(新宿)には50分ほどの延着でした。長距離運転のバスだから仕方ないですな。