国鉄気動車天国、只見線

　ＪＲ東日本のローカル線、只見線の気動車です。新潟県小出駅と福島県の会津若松駅を４時間半以上もかけて結んでいます。途中の県境区間・六十里越えは国道があまりの雪の量に冬季閉鎖（１１～５月頃）になるため、この鉄道が唯一の交通手段になります･･･が、もともとの需要が多くないらしく、その時期でもかなりガラガラです。江戸時代以前からの越後と会津を結ぶルートなのですが。（ほかに八十里越えという峠もあり、こちらはいまなお国道未開通、六十里とか八十里というのは実際は六里・八里なのにあまりにきつくて難儀な峠道で六十里・八十里を歩いたように感じるということから。）
　閑散路線のせいか新型車の投入は当分ないようです。今でも非冷房車がほとんどです。また、只見～西若松間は今ではかなり珍しいタブレット閉そく式です。それはそれで貴重な旅になるかも･･･。年に１回は乗ってますが、今年は３回くらい乗りたいっす。秘境駅の田子倉で降りてみたくもあります。昨年（初夏）見かけた時は、ホームレスと思われる人がテントを張って駅に勝手に住んでいました。ＪＲは黙認？