先日に5年ぶりの北海道旅行をしましたが、倶知安(くっちゃん)駅付近など、北海道新幹線が札幌に向けての工事が盛んなのを実感しました。2030年に新函館北斗駅〜札幌駅が開業予定。私にとっては成田空港発着の航空利用と比べれば、ドアtoドアの話において以下の図のように1時間程度プラスになり、おそらく運賃料金は新幹線の方が高そう。(東京・上野駅〜札幌駅 28,000円位となるらしい)
まー、札幌開業後は片道は新幹線を利用したい!どうせ、なかなかできない北海道旅行なんて4〜5年に1回しかしないから、ほどほど高くても問題ないし、道内の目的地を仮に札幌市内とした場合は航空より1時間プラス程度と観光目的では問題なし、かつ携帯する荷物に特に重量制限なし・保安検査のわずらわしさが無いのは鉄道旅行の良い点!貴方ならどうします?
ただ、片道5時間はいいとして往復利用になるとキツく、片道は航空にしちゃうなあ。盛岡駅〜新青森駅の最高速度260km/hまでと青函トンネル付近の在来線共用区間の160km/h制限が時間短縮のネック。
まあ実際には宇都宮駅〜札幌駅とか新小樽駅〜盛岡駅などの、空港が遠い区間利用の方々が喜びそう。あと、修学旅行の利用でしょう。
北海道新幹線は札幌駅〜新函館北斗(〜函館)駅の利用が最も多くなりそうですが、函館駅乗り入れOKか否かで結果が変わってきそうです。新函館北斗駅付近の地図を見ると新幹線と在来線が寄り添うように平行しており、渡り線・デッドセクションを作って秋田新幹線のような新幹線車両ならば容易に直通できそう。もちろん函館本線の新函館北斗駅〜函館駅を三線軌にしないとならなく、降雪期間に1435mmと1067mmのレール間に雪が詰まらない技術の開発が必要ですなあ。
個人的にはかつての「北斗星」のダイヤを1時間くらい縮めた上野駅19時〜札幌駅10時着の列車があったらとても便利!なんですが。豪華列車でなくて全然大丈夫。