KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

尾道ロケ地めぐり(2)

イメージ 1

イメージ 2

 広島旅行のネタが続きますが、今回で一区切りしようと思います。最後に9月10日に行った尾道市の「さびしんぼう」に登場の西願寺と「転校生」のあの陸橋を。

 「さびしんぼう」を鑑賞したことがある方なら、印象深い「ああ、あのお寺!」と思われることでしょう。ヒロキ(尾美としのり)の家として登場したお寺で、尾道駅から西に徒歩20分ほどの場所にある西願寺。この鐘もドタバタ劇で幾度も登場しています。映画では大きなお寺に見えましたが、実際に行ってみると失礼ながら小じんまりしたお寺。鐘の周囲もけっこう狭く、走りまわってドタバタ劇ができるには素人目には無理!実際には俳優・女優たちばかりでなく、監督はもちろんスタッフも立ちカメラや照明も置かなくてはならないし。しかし映画ではちゃんとやっており、まるでマジックですな、これは。
 お寺に登る石段や付近の迷路のような小道も映画に登場しており、色々楽しめました。なかなかの高台にあり、尾道市街や尾道水道がいい眺め!

 次に、「転校生」で斉藤一美小林聡美)が自転車で一気に駆け上がったこの陸橋。尾道駅より東に約500メートル、徒歩10分もかからないお気楽なポイントです。じつはまる3日歩きまわって足にタコができてなんとか20分かけて到達。(西願寺も急坂できつかった!片道タクシーにすれば良かったです。)ここには前回の尾道訪問時にも来ていますが、今回は映画とほぼ同じ構図で電車の通過も入れて撮影に集中。映画ではレトロなゴハチ(EF58)が貨物を引いて来ますが、今なお貨物列車も多いものの、機関車が新型ばかりで絵にならず、あえて国鉄時代から変わらない電車を狙ってみました。貨物が新型で旅客が旧型というちょっと面白い山陽本線です。道路は国道2号で交通量が多くどうしてもクルマが入ってしまいます。(バイパスが開通しているので渋滞は全くなしですが。)映画が撮られた1981年の頃はバイパスがなく、もっと交通量多かったでしょうが実はクルマや自転車・歩行者などが一切入っていません!よほどの早朝に、両端に交通誘導員を配置してきっと全面的に止めたのでしょうね。映画製作に協力的な尾道の人々がしのばれます。

 ほかにも「ふたり」で印象深い千津子(中島朋子)事故現場なども訪問しましたが、詳細は省略します。

 今日は台風18号襲来、被害に合われた方にお見舞い申し上げます。

 台風通過の中で、私は仕事していましたが、特になんともなしでした。あまりにヒマなので、DVDで「連合艦隊司令長官 山本五十六」の後半部分やその他TVドラマを見てました。じつはスカパーで放映され録画しておいた「ドラゴン桜」に数日前から超ハマって一気見していました。アホ高校からたった1年で現役の東大合格者が出る超おもしろいドラマ。阿部寛が主演なのですが、そういえば「山本五十六」のミッドウェー海戦の場面でも山口多聞(第二航空戦隊司令長官)役で…いやあ、超カッコいいですなあ。最後(空母「飛龍」が沈む時)に1人だけ責任を取って艦に残り、部下に帽子を渡してお別れの敬礼!がたまりませんです。山口多門は海軍の中でも魅力的な人物の一人だったといわれていますが、それを見事に演じきっていました。

 *今回は長い文章で失礼しました!次回(18日頃記述)は15日撮影の常総線ネタをアップ予定。