愛車のカーステレオはいまだCD&ラヂヲなんですが、前オーナーが後付けしたカーステレオのため、取り付けたキャビネットにわずかのすき間が生じ、夜のCD交換時に誤ってそこをCD差し込み口だと思って何枚もCDを入れてもう取り出せなくなっていました。先日、自力で灰皿を取り外してなんとか数枚のCDを救出!しかし、ステレオ裏の配線などでCD表面は傷だらけ…。ステレオに入れても音飛び・読み込み不能などで再生不可能に。
そこで昨日、ヤマダ電機で約3500円のエレコムCD修復機(手動式)を購入、今日CD修復にトライしてみました。やり方は単純で、まず画像のようにCDデーター面を表にしてセットし、フタを閉じてピンク色のローラーで研磨するんです。ハンドルを回すとローラーが回転。約60回転で逆回転。その後、ローラーを黄色のものに交換し、CDに修復クリームをつけてフタを閉じて回転。同じく60回転×2を行い、その後残ったクリームをきれいにふいて修復機から取り出せば終了。さて、CDプレーヤーで再生してみると……かなり改善ですが、完全には直っていません。南こうせつのCDなんですが、 嵜静沈遏廚悩埜紊離錺鵐侫譟璽困僚蠅砲て雑音がひどくなって聞こえなくなり、そこから先に進みません。…もう1回修復機で削って塗ってまたかけてみると…同じです。5回繰り返しましたが同じ結果。後の方の曲にもエラーがあってそのままです。なかなか難しいか?
CDの断面は、厚さにして裏面の約3~4割が保護層で、デジタルデータが記録された記録層はその下層のほんの1割ほどの厚さ。ほとんどの場合、記録層はなんら問題なく、保護層にキズがついて反射率がおかしくなってエラーになるので今回のように数回研磨しても記録層にまで達しません。もっと磨けばいずれ直るかも…手動回転でしかも手をケガしているのでだいぶ疲れます。
もう1枚の鬼束ちひろCDは修復機にかけたら完全に直りました。これだけで新品で買ったら3000円しますが、もう1枚直さないと3500円の修復機のモトはまだ取ったとはいえません。あと、PCやSDオーディオでバックアップを取るべきでしたな。