関東鉄道団体列車「ありがとうキハ350形号」乗車＋α

　まだ中国地方の旅の余韻も冷めない9月10日（土）、こんどは1ヶ月前から予約を入れていた関東鉄道の団体列車に乗車しました。国鉄生まれ・1965年製の古いディーゼルカー・キハ350形がいよいよ10月10日で引退するため、この日だけ一般客乗車不可の団体列車として運行して、鉄道ファン等が思い切り乗車・撮影を楽しめることを目的とした列車です。同社の1日フリーキップがおとな1500円ほどなのですが、この団体列車はわずか1000円アップの2500円！で弁当・飲物・記念乗車証・特別デザインの1日フリーきっぷ…などがつき、添乗員による解説や沿線案内、途中駅でたっぷり撮影タイムもつくなど激安に値するツアー列車といえましょう。もちろん、早々と満員御礼でした。

　取手～下館～水海道のコースを4時間余りかけてのんびり走行、しかし往路は昭和30年代に数年だけ運行された「特急しもだて」をイメージしていました。画像は中妻駅にて。また、取手・守谷駅では電光掲示板におそらく最初の表示となる「特急　下館」をわざわざ掲示。予想外に凝っていました。（画像は守谷駅にて）こうなると急ぎの一般客が誤解して乗ってしまいそうですが、満員の団体客を見たせいかそれは皆無でした。

　復路はまた別の特製ヘッドマーク「ありがとうキハ350形号」を取りつけて運行、水海道車両基地に寄ってDD502機関車との並走や車内からのキハ350・100形撮影などのイベントがあり、15時すぎに終了・解散。これは本当に思いでになる団体ツアーでした。

　この後、17時に東京の江古田という所で明大ジャズバンドのライブの招待を受け、東京に急行しました。なかなか忙しい日です。団体ツアーでだいぶ疲れたのでこっちは寝てしまってもいいかな？と思っていましたが、若い学生さんの迫力ある演奏で眠気も吹き飛んで聴きました。毎度のことながらライブはいいものです。これで帰途につきました……んですが、じつは西武池袋線が人身事故で江古田駅で40～50分足止め、大疲れでした。じつは行きの道中、山手線でも人身事故で30分以上電車内で缶詰めになりライブにも20分遅れてしまいました。関東鉄道やつくばエクスプレスが定時運転だったので、東京の電車はこんなに事故が多くて時間的にアテにならないのか？と感じました。久々に東京に行って、こんなことに遭ってまあ大変でしたわ。早くホームドアをつけて欲しいですな。