KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

「音羽橋駅」に変身した下吉田駅

イメージ 1

 18日にブルートレインテラス見学のために訪問した富士急行線下吉田駅ですが、前回の書き込みに予告の通り映画ロケ地訪問の目的もありました。昨年公開の映画「時をかける少女」で音羽橋駅として登場した駅がここ下吉田駅。私は当初は同鉄道の谷村町駅かと思っていましたが、映画公開終了後しばらくして発売・レンタル開始となったDVD版のおまけ画像(メイキングフィルム)で、下吉田駅の駅名板を音羽橋駅に短時間だけつけ替える場面を見てここだと確認しました。

 映画撮影は2009年時点だったようで、青緑色の外壁の色と出入り口の上に平凡な四角形の駅名標が掛かってそれを音羽橋駅につけ替えただけでスクリーンに登場していました。まあ、映画の設定通り1974年の典型的な国鉄の駅といっても無理なく見れます。その後にこのようなリニューアルが行われて淡いピンク色の外壁に変わりました。改札口付近はそのままのようです。明かり取りの細長い窓とプチ洋風の駅舎がレトロとまではいかなくても一昔前の昭和の駅といったイメージです。
 
 映画では雨の中、横須賀線カラーの電車から少女が降りてきて駅前で傘を差して待っていた彼氏と会うようになってます。今回の訪問時も雨で、映画と同じ状態になったのはまあ良かったですかな。横須賀線カラーの電車はJR線からの乗り入れ電車で現在でも毎日走っており、その時間帯にここにたたずむともっとオツかも。映画ではなぜかツリカケモーター音(昔の電車のモーター音)で走り去ってゆきましたが…。合成がとても多い映画では仕方ないことですが。

 画像の左手には、ブルートレインテラスのオープンと同時に喫茶室が新設されてコーヒー等を飲みながら休憩できます。いろいろ楽しみが増えた富士急行線です。