先月に初めて参加した筑波大学の一般人向けサイエンスカフェに今日も参加してきました。今回は生物学では必須の系統・分類についてのお話「系統樹曼荼羅」。(独)農業環境技術研究所の三中信宏先生が講師でした。会場は約60人もの大盛況(ほとんどが筑波大の学生ですが)でイスが足りなくなるほど、またインターネット動画サイトで実況中継され大いに盛り上がりました。もしかしたらワタシも動画用カメラに写ったかも。今回は生物の系統・分類の方法についての話題(最新の研究成果の紹介も含む)なので明日からすぐに生活に役立つ…というわけではないですが、意外と興味が湧き、約2時間の所要時間があっという間に感じられました。すべての生物は神がお作りになったのか?などという形而上学(哲学の一分野)の話もかなり出てきて科学<サイエンス>と哲学の境目のような話がつづきました。
今回は実験こそなかったものの途中2回のテーブルトーク(参加者同士で議論すること)があり、筑波大理系の現役学生といくらか話ができて良かったです。
食事をして駐車場までの帰路、もう夜9時過ぎでしたが、大学構内はまだまだサークル活動やコンパが活発でとても賑やかでした。まあ、また学生時代に戻りたくはありません(学生=貧乏だし、学業のほかにバイトもしないとならず、忙しいから。社会人は仕事だけして家に帰ればいい。)が、サークル活動はちょっとうらやましいなあと思います。ひとつのことにみんなで向かって成果を出すこと、及び共感できる人がいること、それはいいですね。
次回は6月15日の18:20~に開催予定です。興味ある方どうぞ。こんでは最新のガン治療法研究についてのお話らしいです。
*今回は写真を撮らなかったので、画像は4月18日の筑波大学生団体によるロケットエンジン燃焼実験のものです。