KBTのブログ

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フィンランドに親しみ

国連による幸福度調査で北欧のフィンランドが4年連続で世界一と発表されました。(リンク略)
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ムーミンいすみ鉄道 新田野駅にて。現在はキャラクター使用料を節約のため撤去。

まあ、高福祉のおかげで老後のための貯金しなくていい事が主な背景でしょうが(税金は高いけど)、日本とほぼ同じ面積に530万人しかいない国、競争あまりなく、人口少ないので女性の活躍する機会が多い等も理由に挙げられそう。満員電車や道路の渋滞が皆無とはいえないまでも、かなり少ないでしょう。

そういう幸せな国フィンランドになぜか親しみ。第二次世界大戦中、日本と同じ枢軸国だったのがひとつの理由。帝国主義ではなく、自国の領土をソ連に侵略されて取り返すためでした。ソ連が連合国なので枢軸国となり、おまけにヨーロッパで連帯してもらえたのもドイツのみ。武器提供もドイツだけ。戦後は敗戦国として多大な苦痛を味わったのです。

まー戦車の数比で1対220など、圧倒的な軍事力のソ連によく立ち向かったものです。マンネルハイム元帥の優れた指揮と優秀な狙撃兵が多大な貢献、何本かの映画が作られ見たことあります。
アメリカでは(日本軍の零戦・隼などに対し戦闘力弱すぎて)使い物にならなかった戦闘機がこちらで大活躍したりも。
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アメリカ海軍F2A「バッファロー」のフィンランド版。ビア樽に翼くっつけたみたいでユニーク。カギ十字は大戦以前からの伝統でナチスドイツとは無関係。(Wikipediaの画像より)
連合国の戦闘機がなぜ枢軸国に?という疑問はアメリカ参戦前に「金属のかたまり」という名目で輸出したためです。

まとめると、枢軸軍というより、限られた武器や資材・人材を非常にうまく使いこなすところに共感、親しみです。現在でも続いているでしょう。

日本で買えるフィンランド製品、全く聞きませんが、出会ったらぜひ購入したい。サンタクロース・ムーミン・サウナetc…とフィンランド発祥は多いですが。