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つくば市の名書店3店が一挙に閉店

通勤経路にある、茨城県つくば市の名書店「友朋堂書店 梅園店」が事実上閉店していたことに今朝気づきました。休業とかかれてますが復活は相当難しいでしょう。信号機のある変則十字路付近にありクルマではとても止めにくく、2月下旬からあった貼り紙の字も小さくわざわざどこかに止めて降りないと見えなかった。

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ここが無くなると、一番近くの主要書店は約5km離れたつくば駅ビル内に。専門書がたくさん並べてあって便利でしたので残念。つくば市内のグループ2店も閉店したそう。学生・院生や研究者が2万人以上のつくば市で大形書店が閉店になるとは予想外で文化の衰退につながるとまで言い切れますが、客の減少より取次店の廃業準備(自主廃業)が原因だとか。取次店とは一般の商店でいう問屋のこと?

書店よりも電子書籍で購入とかAmazon等が世の中の流れは明白で、おそらくは大半が非正規雇用の倉庫内ピッキング労働者や宅配業者の雇用や仕事が増えるという流れでしょう。しかし対面販売ですぐ買える便利さも捨てがたい。
なお、教科書の納品や外商は存続とか。

友朋堂書店で個人的に最大の恩恵を受けたのは、ジェー・アール・アールの「全国普通列車両数表」が常に並べてあったこと。東京の大型書店でも発売日から1週間で完売、Amazonでも発行後にすぐ売り切れやYahooで定価の2倍の中古品のプレミアム販売(新品購入後にすぐ売り出したんでしょう)だったりで地方在住者には困りものの人気専門書の購入を発売日の3ヶ月後にでもその場で買えたのは良かった!それにしてもこの本、発行部数がよほど少ないのか、年々コアな鉄道ファンが増えるのか?鉄道ファンであまりない、主にカメラファンの人々が撮影用に買うパターンが増えているのかも。

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イメージ画像で、先日の水上駅にて。初めて見たE129系。(臨時8742M)ステンレス車体で雪国では冷たい印象?115系の3両から4両化で座席数は増加でよいかも。

友朋堂書店の本の虫みたいなマニアックな店員さんたちの今後は??市内には他に大形主要書店はほとんどなし。そういえば人口8万人を誇る地元の牛久市でも駅前の百貨店内に1店とロードサイドに1店(レンタルDVDと兼業でそちらが主)あるだけ。あとは全く行かない小さな個人書店がいくつかあるだけ。文化面では寂しくなりました。